○オープニングフェイズ・シーン1――セラ
GM:まずはセラさんのシーンからです。
セラ:はい。一番最後かと思ってのんびりしてました
GM:“網目の街”グロークでのごたごたから一週間後、あなたと姫君の乗った馬車は、無事ルカ=ディエン伯の治める“外郭の町”シャンパーへとたどり着きました。
GM:シャンパーはゴート地方の軍事的な中心地で、レンハさんやアールゥさんが普段住んでいるのもこの街です。
セラ:ここまでくるまでの激闘たるや、それだけでシナリオ3つ分くらい。
GM:成長点にならないくらいの激闘ですね、わかりません。
セラ:あれー
GM:王位継承者第一位の訪問とあって、セラさんを含む一行は下にも置かない扱いで丁重にもてなされます。
GM:なんとなく場の流れで謁見の間にまで同行したセラさんの前では、凛々しくも可愛らしい方の“クリスティアナ”が、ルカ=ディエン伯爵に迎えの言葉をかけられています。
ルカ=ディエン:「王都よりの長旅、さぞやお疲れになられたことでしょう。かような辺境ではありますが、どうぞごゆるりとお過ごし下さいます様。」
セラ:うわあ堅苦しい雰囲気。指の間で玉を……
GM:それを阻止すべくロイヤルガードがチップを払ってたんじゃなかろうか
セラ:うーうー落ち着かない……ついてくるんじゃなかった……
“クリスティアナ”:「急な訪れにも関わらず、ご厚遇頂きありがとうございます。国境の護り手たる伯爵から、ぜひお話しを聞かせていただきたいものです。」
GM:と、二人とも見事に地位の高い人同士の社交辞令を交わします。
GM:やがて堅苦しい時間も済むと、姫君の一行は寄宿先へと案内されていきますが……セラさんだけは、呼び止める声をかけられます。
セラ:「えっ?」 呼び止められると思ってなかったので。
ルカ=ディエン:「セラ殿、だな。黒竜退治の折、助力願ったと聞いている。」
セラ:「黒竜……。あー、そういえばそんなこともあったような気も。」
ルカ=ディエン:「謙遜せずともよい、止めを刺したのは貴殿と聞いている。……さて。」
セラ:ほとんどレンハさんが倒したようなものでしたけど
GM:あれはひどかった
レンハ:咳払い。
GM:居住まいを正し、“赤竜伯”は続けます。
ルカ=ディエン:「伝え聞く腕前と、姫君の信頼を勝ち得たその人物を見込んで、頼みたいことがある。」
セラ:「? 何でしょう?」 何かまた妙なことに巻き込まれる予感がする!
ルカ=ディエン:「グロークでレンハ達に会ったそうだが……息(むすこ)は今、とある密命を帯びて動いている。当然、身分を隠しての旅路になっているわけだが……少々、不都合なことがありそうでな。」
ルカ=ディエン:「北方で不穏な動きがある。事によっては、身の証を立てる必要があるやもしれん。」
ルカ=ディエン:「そこで貴殿に頼みたいことというのは、息に身の証たる騎士団徽章を届けてやってほしい、ということなのだ。」
セラ:「……(息子だったんだ)」
GM:まあ、ほぼ竜の姿の伯爵と、四肢の一部だけが竜のレンハさんじゃ、面影が似ているというわけにもいきませんからね……
セラ:「えーとそれって……もしかして来た道を引き返して追いつけってことだったり……」
ルカ=ディエン:「今からでは引き返すどころか、追い上げる必要さえあるな。」
ルカ=ディエン:「姫君を迎えた今、他の騎士を走らせることは避けたい。この地に留まるつもりでなければ、北へと旅立っていただけぬだろうか。」
セラ:「えーと……足とか用意してくれたりとかは。」
ルカ=ディエン:「無論、乗騎はこちらで用意しよう。褒賞も出す。」
セラ:よし、タダで馬がゲットできる!(えっ)
アールゥ:現地で回収ですね(ぇ)
GM:と言って用意されるのは、旅の必要経費に十分な額に加え、15000Gの大金。何せ白竜騎士団徽章といえばそれくらいの価値はあるので。
セラ:んー。それがないとレンハさんが困るということなら受けてもいいなあ。姫君助けられたのもレンハさんたちのお陰だし。
GM:道中で売ったり変な気を起こさないように相応の額を出している、というわけです。ただし褒賞は無事任を果たしてからですが。
セラ:更にこの徽章を売れば倍率ドンということですねって封じられた
GM:売れば15000Gと追われる身分。届ければ15000Gと伯爵への貸し。どちらが得かは言うまでもないですね。
セラ:ですよねー。
セラ:「んー……。じゃあ、はい。分かりました。レンハさんにもお世話になったし……」
GM:その返答に、満足げに頷く赤竜伯。
ルカ=ディエン:「支度は明朝までに済ませておこう。今宵は姫君を交え、別れを惜しむがいい。」
GM:と、セラさんに与えられた任務自体も非公式の密命です。
セラ:「……はい。」 ああー堅苦しいー爆発するー(すんな)
GM:では最後にルカ=ディエン伯爵にコネクションを結んでもらって、シーンを終了しましょう。
セラ:取引かな。
GM:はい。では、次のシーンへ。
○オープニング・シーン2――ホロケウ
GM:お次はホロさんのシーンです。
GM:グロークを経ってもうすぐ三週間、シャンパーを経ってからならそろそろ一ヶ月も経とうかという頃。ワッカと愉快な仲間たちは、グラスウェルズ北部のローンフット地方へと到着しました。
アールゥ:ちょ(笑)<ワッカと~
GM:現在は街道沿いの宿に腰を落ち着けています。その場にレンハさんとアールゥさんはいないということで。
GM:さて、ローンフットの領内に入ってからというものの、不思議なことが一つあります。
GM:というのも、道中に比べて、若い男性の姿を見かけることが少なくなってきている気がします。
GM:この宿にしても、切り盛りしているのは女性ばかり。ワッカが機嫌を損ねそうです。
ホロ:「なにかあるのですかね?」
おかみ:「あーん? なんだい坊や、知らないのかい?」 と、話好きな宿のおかみさんが聞きつけました。
ワッカ:聞き耳をたてる
おかみ:「ここいらの男どもはみーんな、領主様のとこに行っちまったよ! なんでも戦だってさ!」
ホロ:なるほどー……。相対的にそう見えるということですか……。
おかみ:「まったくエグベルト王様が南で勝ったばっかりだってのに、なーんでこんな北で兵を集めたりするんだかねぇ?」
ホロ:「ですねぇ~」
おかみ:「なんでもフォーミダブル家なんていう、名門の騎士さまなんかも加わってるみたいだし……坊やも名前くらい知ってるだろ?」
ホロ:「ええ、名前くらいは」とか濁しておいたほうがいいのかな。
おかみ:「お陰で北への旅人が増えてこっちは助かってるけどさ。一体どれくらいが、今度は南に帰る途中で、この宿に泊まってくれるんだかねぇ……」
GM:ちょっと湿っぽい空気になりかけたのを振り払うように、おかみさんは声を張り上げます。
おかみ:「ま、騎士さまの仕事は騎士さまに任せて、あたしら平民は一日一日を堅実に生きてかなきゃね。だろ?」
ホロ:「そうですね……」
GM:十歳くらいにしか見えない白竜騎士に向けて、宿のおかみさんは慣れないウィンクなんかを飛ばしつつ、仕事に戻っていきました。
ホロ:「僕たちは生きていくのが精一杯ですからね……」(ボソ)
GM:このまま北へと向かえば、騎士たるホロさんにも、すべきことが出てくるのかもしれません。
GM:波乱の予感を抱えつつ、シーンを終了しましょう。最後に、北に待つ名家の騎士・フォーミダブルに対してコネクションを結んでおいてください。
ホロ:はーい。
ワッカ:セラがいないと……出番がないことに気がついた!
セラ:!?
GM:同じ騎士ということで、推奨は「同志」。張り合ってみたければ「好敵手」なんかも。
GM:新米騎士から名門に対する「あこがれ」とかでもありですね。
ホロ:同士ですかね。性格的に。
GM:では、シーンを変更します。
○オープニング・シーン3――レンハ
GM:ローンフット領内に入り、目的地であるローン山脈も間近。少し肩の荷が降りた気もする、その夜……
GM:レンハさんは、幼い頃の夢を見ています。
GM:それはまだ、王都が現在のベルクシーレではなく、旧都ベルクであったことの記憶……
レンハ:穏やかな風景を想像している。
GM:今よりもずっと若い、あるいは稚いと言ってもいい年齢のあなたの前には、ベッドに上体を起こしている女性の姿があります。
レンハ:おや。その方は若(も)しかして……。
GM:外見は、そろそろ中年にさしかかろうというヒューリンのようですが……その眼は竜のもの。ドラゴネットのアンスロックです。
GM:彼女は、今も記憶に残る柔らかい声音で、レンハさんの名前を呼びます。
女性:「レンハ、もっとこっちにいらっしゃい。」
レンハ:母上。夢の中の己は彼女に近づいて、じっと顔を見るんだろう。
GM:その顔を見た女性は、口元に柔らかい微笑を浮かべて続けます。
女性:「そんなに不安そうな顔をするものではありませんよ。大丈夫、私だってこう見えて立派な“竜”なのですからね。すぐによくなりますとも。」
GM:その顔には、年のせいではない、明らかに病のものとわかる衰えが見て取れます。
GM:不調など一片も感じさせない父の顔とは、まるで違いますね。
レンハ:う……。顔を伏せるかもしれない。甘えたいのは我慢する。
女性:「もう……お父上がね、今の仕事を終えたら、ブルムに連れて行ってくれるそうなの。レンハの生まれた里よ、覚えている?」
レンハ:「わかりません。」 と答えておこう。 「母上は、ブルムが好きなのですか?」
女性:「あなたもきっと気に入ると思うわ。晴れていれば、その窓からもローン山脈が見えるでしょうけれど……懐かしいわ……」
GM:神竜王光臨の地にして、ドラゴネットの最大集落。その在り様を、女性はいとおしげに語ります。
女性:「里で役割を担う人たちは、特別な称号を名前の前につけるの。皆をまとめる長老たちは“ク”、里を護る戦士たちは“ルカ”というようにね。」
女性:「“ルカ”のほうは、いつも聞き覚えがあるでしょう?」 くすり、と笑います。
レンハ:「父上は、里を護っているのですね。」
女性:「ええ、そうよ。里を出て、人間の街にありながら、お父上の心はいつも里を護ることに向いているの。」
女性:「いつかあなたも、その意志を継ぐ時がくるのかしら? “ルカ=レンハ”……なかなか、似合うのではない?」
GM:「――そうじゃな、ワシもそう思う。」
GM:と。突然、深い重みを持った老人の声が、あなたの追憶に割り込みます。
レンハ:「ルカ=レンハ――」 ぬお。だ、誰だ。
レンハ:「あなたは?」 もはやこの夢が一人称視点なのか三人称視点なのかも曖昧だが。
GM:声のした方を向くと、そこにはいつの間にか、一人のレパータルがいます。白い鱗に赤い瞳、そして七色の光彩を持つ髭。
竜翁:「おっと、これは失礼したの……ワシはク=ドレーグという。幼い頃に会って以来じゃ、忘れてしもうても無理はない。」
GM:“現在”のルカ=ディエン伯よりはるかに老成した雰囲気を持ったレパータルは、そう名乗ります。
GM:気がつくとレンハさんの姿も現在のものに戻っており、女性の姿はどこにも見えません。
レンハ:「ク――あなたは、長ですか?」
ク=ドレーグ:「いかにも。長老の一人として、ブルムの皆をまとめておる。」
レンハ:ふむ。忘れていた人物を思い出すのも、ここが夢だからか……。
ク=ドレーグ:「何やら、物々しい気配が近づいてきておるようだったのでな……勝手ながら、邪魔させてもらった。しかし、ちと違ったようじゃの。」
ク=ドレーグ:「“新しき竜の子”はお主ではなく、まさしく竜の子の方であったか。はてさてこれは、難儀なことよ。」
レンハ:疑問点が多すぎて、問う前に去られてしまいそうだ。
ク=ドレーグ:「まあよい。今しばらくで、じかに会えるであろう。それまで健勝でな、ルカ=ディエンの息よ。」
GM:煙のようにとらえどころのない態度のまま、ク=ドレーグはあなたの夢から退場していきました。
GM:代わりに現われたのは、身体の浮つくような感覚。……目覚めが近いようです。
レンハ:分からんが、成り行きに任せよう。
GM:まどろみの中を、明るい方に向けて浮かび上がっていく……というところで、ク=ドレーグにコネクションを結んでもらい、シーンを終了しましょう。
レンハ:関係は忘却で結ぶ。了解した。
○オープニング・シーン4――アールゥ
GM:最後はアールゥさんのシーン。ローンフット地方に入ってから数日、宿(シーン2)や夢見(シーン3)よりも後のことです。
アールゥ:了解です。
GM:ローンフット地方の中心となっている街は、“山裾の街”ローンフットという、実にそのまんまなところです。
GM:道中とは反対に、この街は男性比率が一時的に急上昇中!
GM:レンハさんみたいな体格の、武装した野郎どもが町を行き来しています。
アールゥ:(……物騒ですね……まあ、仕方ありませんか……)
GM:問題です。そんなところに美人設定が明らかになったアールゥさんをお使いに出したりするとどうなるでしょうか。
セラ:ハタキの被害者で町が埋まる
ワッカ:美人設定が明らかになったって(笑)
GM:キャラシートもらったら書いてあったんだもん!(笑)
アールゥ:シートには書いてたが説明忘れてたんですよ(笑)
GM:はい、正解は速攻で絡まれるでした。
野郎:「へへ……どうだい、そこらで一緒に一杯? 俺様おごっちゃうぜ?」
レンハ:野郎て
セラ:ウィル
※前キャンペーン「リムーヴカース」の軟派メイジ野郎とは違います。ええ。
アールゥ:「仕事の途中ですので。」(きっぱり)
野郎:「まあまあ、そんな堅いこと言わずによぉ。」 と強引に肩に手を回したりして。筋力じゃ勝てそうにありません。
アールゥ:まあ、なにげに攻撃手段も無いに等しいですからね。
アールゥ:「…………仕事中ですので。」(繰り返しきっぱりと)
野郎:「っへへ、姉ちゃんもまじめだねえ。それでこそ攻略しがいもあるってもんだけどよぉ!」
GM:あーあ、メイドがピンチだなー。こういうとき真の騎士は常に偶然近くを通りかかるものだよなー。(チラッチラッ)
アールゥ:そしてホロ殿が通りかか(略)
GM:騎士としての自覚が芽生えた瞬間である
野郎:ともあれ、アールゥさんの抵抗など意にも介さず、そのまま近くの店へと連れ込もうとしますよ。
レンハ:オープニングって他のキャラクターが登場できるもんなのか
GM:禁止してなければ
アールゥ:自分に《ヘイスト》かけてダッシュという手も
野郎:追いかけっこか! あはは待てよこいつぅー
アールゥ:待ちません(きっぱり)
野郎:「げへへへ……姉ちゃん、なんか性格だけじゃなくて身体も硬いなぁ……」
レンハ:ピンチ……というわけでも特になさそうな気はしたが颯爽と登場しようか。
GM:キャーレンハサーン!
アールゥ:エキストラ相手なら1点ダメージ与えれば(まて)
ワッカ:「あれ~?ご主人さまぁ~?あれなんですかね?」 くい
ホロ:いいタイミングでブラウザが落ちたからまた間が悪いタイミングで……
GM:やべぇ、騎士×2だ!
アールゥ:「…………」
ホロ:「奇遇ですね?」 出てよかったの?
野郎:「ああ? なんだこのガキぃ?」 いいんじゃないですかね。でも助けにはならないと思う!
レンハ:では挟み撃ちだ。
アールゥ:「…………レンハ殿、ホロ殿。」
レンハ:背後から声をかけよう。 「失礼。私の連れがご迷惑をおかけしたかな。」
ホロ:アイススピアを「野郎」の足元に突き刺したりします。
野郎:「うおっ!?……てめえ、街中で魔術とかいい度胸してやが……」
レンハ:ご迷惑おかけしとるー!
野郎:と、ホロさんくらいなら軽く真っ二つに出来そうな斧に手をかけたところで振り返ります。 「あぁ!?」
レンハ:「申し訳ないが。」 ぐいっと間に割って入って、 「ここは大目に見てくれないだろうか。」 と。
野郎:「おい、後から出といてなんだお前、ナイト気取りかぁ?」 と、野郎はレンハさんを同業者とでも判断したのか、アールゥさんから手を離して斧を構えます。
野郎:「へっ、上等だぁ! 俺の旋風斧で頭のてっぺんから股の間までぱっくり割って――」
GM:どげし。
アールゥ:「……?」
レンハ:面倒だ。適当にあしら――あれ。
GM:近くの路地から生えてきた誰かの足が、野郎の後頭部に鈍い衝撃を伝え、一発でノックダウンしました。
レンハ:出足が遅いせいか、今日はよく割り込まれる
フード姿:「……ったく、まだるっこしいんだよ。」 言葉と共に姿を現したのは、フードを深く下ろして顔を隠した少年のようです。
フード姿:「おいそこのお前、レンハっつったな。かーっ、もっと手早く済ませちまえよこんなやつ! 腰のは飾りか?」
GM:突然現われて突然文句をつけはじめます。今度はレンハさんが絡まれる番なんでしょうかね。
レンハ:「そういう訳にもいかん。ここは街中だ。……ああ、助けてくれたのかな。ありがとう。」
フード姿:「ってか今この街で女一人で歩かせるとか何考えてんだ? あ? 連れの安全も確保できないのか?」
GM:別にあんたを助けたんじゃないんだからねっ! とツンデレることもなく、ガンを飛ばしまくります。何が気に喰わないんでしょうね。
レンハ:「確かに、己の手落ちだ。これほど治安が悪いとは思わなかった。」
アールゥ:「…………いえ、レンハ殿のせいでは…………私の情報収集不足なだけでしたので……」
ホロ:少年そっちのけで見つめ合う二人
ワッカ:お前らいいからもう付き合っちゃえよ……
アールゥ:「…………とりあえず、ありがとうございます、少年。」
レンハ:「ところで、君は?」
フード姿:「少年じゃねえ、ジルニトラだ!」 マントの後ろの方をがーっ、となにやら突き立たせつつ、少年は吠えます。
レンハ:マントの後ろ……?
GM:なんかこう、尻尾を突きたてたような。
ホロ:ヴァーナ?
GM:どうでしょうね? それにしては尻尾が長い気もします。
ホロ:ケリィ元気かなぁ……。
レンハ:ふむ。まあ、今追究する程のことではないか。
ジルニトラ:「ふん、これに懲りたら精々気をつけるんだな。あと間違っても募兵に加わったりすんなよ! 加わったら今度はお前を蹴っ飛ばしてやる!」
GM:一方的に脅迫っぽいことを喋り散らすと、ジルニトラはさっさと元来た路地に戻っていきました。そのままさっさとおさらば。
レンハ:「なんだったんだ」という台詞を呑み込むのはこれで二度目か
ワッカ:虎のヴァーナ?
ホロ:蹴っ飛ばすっていうくらいだからカンガルーのヴァーナじゃ?
GM:斬新だな
セラ:!?
レンハ:一体何族になるんだ
GM:……というわけで、なんだかさっそく騒ぎを起こしかけてしまって先行き不安。
アールゥ:なんか一応助けてもらった? ので、何も言わないが……我が主に対して……
GM:そんなところでシーンを切りつつ、アールゥさんはジルニトラと名乗った少年にコネクションを結んでください。
アールゥ:難しいコネクションですね。(笑)
GM:思いつかない場合は「借り」なんかでいいかもしれません。
アールゥ:まあ、一応……狩……もとい……借りですかね……
GM:おいなんかバグってないかこのメイド
レンハ:少年をハント……。
アールゥ:モンハンP3やってる影響……かな(笑)
GM:では、そんなところでオープニング終了でーす。
セラ:はい。合流できるかなできるよね。
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