ミドルフェイズ
○シーン8:下校中の出来事(逆居万人)
逆居:出番だ。 1d10
Dice:1d10 = (1d10:3=3) =3
GM:ほかのPCは任意のタイミングで登場できます。始めは万人君と若菜が下校しているところから。
猛:では、部活調査で情報収集しつつ出番を伺おう。
猛:あとUGN部で釜玉食べてる。
大神:じゃんじゃん茹でるよ!
GM:弓花が去り、生徒会の雑務を終えてから、若菜とともに下校しています。
逆居:(七海、なんか変だったな……) と、考え事をしながら歩いてよう。八重樫に話しかけられても上の空で返したりする。(侵蝕率:43)
若菜:「まったくもう、どうしてこうも仕事を押しつけられるのかな……って、私が引き受けちゃうんだけどさ」
若菜:と愚痴をこぼしつつ、話題が弓花のことに移ります。
逆居:「あー、うん……(“やること”、か。僕の場合、“やっても許されること”になるんだけど……)」
GM:お、いい上の空ですね。(?)
逆居:特上の空
若菜:「……なんか、私まずいタイミングで声かけちゃったかな?」 さっきの出来事を少し気にしている様子です。
逆居:「……へ? ああいや、別に。大した用じゃなかったみたいだし。」
若菜:「うん……ねえ。弓花、きっと万人のことが好きなんだと思うよ」
逆居:「んな!?」 ばっさり切り込んできたなこいつ!
逆居:動揺を表わして右手が勝手に動き回る。グーチョキパーしたり左腕を握ってみたり振り回されたり。
若菜:「絶対そうだって! 私には分かるんだ。中学のときから一緒だったんだもん。でも……」
逆居:「いやいやいやいや、七海とはただのクラスメイトだってそんなうん。うん?」 逆接が気になる。
若菜:動揺しているのを知ってか知らずか、話を続けますね。
若菜:「私が生徒会長になってから、ちょっと会う機会も減っちゃって……それで、色々心配してるんだ」
若菜:「あのさ、あの子、最近何か変わったことなかったかな?」 と尋ねます。
逆居:「えっ?」 明らかに思い当たる節はありますよーみたいな顔をする。進路調査票のことだけど、話しても……いいか。話そう。
逆居:七海は将来を丸めてゴミ箱に捨ててたよ、と。
若菜:言い方!
逆居:「今思えば、あれは打ち込むことってのが見つかったから捨てたってこと……なのか?」 前後の記憶があやふや。
若菜:話しますか。それを聞くと若菜はびっくりします。 「そんなこと、私には言ってくれなかった……」
GM:補足しましょう。時系列的には、進路調査票を捨ててから今日まで、十日かそこらが経ってます。
逆居:うーん、調査票を捨ててから十日やそこらで打ち込むことが見つかる、か。七海にしては妙にアグレッシブだな。
逆居:「進路に悩んでる様子ではあったんだろ? 八重樫はそういうところしっかりしてるしさ、逆に相談しづらいとかあったんじゃないか。」 フォローになってそうでなってないなこれ。
若菜:うーん、とそれでも納得のいかない様子。 「弓花はさ、ずっと部活に打ち込んでたのに、ここしばらくサボってるらしくて。それが最近は急に吹っ切れたといういか、人が変わったというか……」
逆居:そういえば何部なんだ?
逆居:まさかエクストリームアイロン部
若菜:少し話した程度じゃ知らないかもしれませんね。 「ああ、弓花は弓道部よ。一年の時はレギュラーだったんだけど」
GM:こらそこ、シナリオに設定がなかったから名前から勝手に決めたとか言わない
逆居:「なるほど、名前にぴったり……レギュラー“だった”?」
若菜:「確か、二年に入ってからレギュラー落ちしてて。今月末には三年生も引退するし、それで思い詰めてたみたい」
GM:と、そんな話をしていると……突如、物陰から飛び出してくる影があります。
逆居:「そういえば七海のやつ、最後に妙な言い方……っ!?」
GM:思いふけっていた若菜は気づきません。飛び出してきたのは、灰色の獣人!
逆居:危険を感知しようものなら即座に右手が(勝手に)《ワーディング》を展開するぞ!
GM:《ワーディング》ですね。何か演出はありますか?
逆居:世界に薄墨がかかるイメージかな。一般人は気絶する方向で。
GM:了解しました。ワーディングを展開した瞬間、風景が色あせ、若菜は気絶します。
灰色の獣人:「グルルルルゥ……!」
逆居:左手で八重樫を抱えて寝かせる。その間も右手は獣人に激しく反応してる。
灰色の獣人:獣人は、若菜めがけて猛烈に襲いかかります。演出での攻撃なので、判定その他は不要です。
猛:では演出終わった辺りで乱入するか見守るか判断すればいいのか。
GM:そうですね。ここからは万人君の行動によって決まります。
大神:「採点が終わらないわ」
逆居:「なんだよ一体!?」 自分の側の問題かと思ってたら八重樫狙いだったことに動揺する。右手は獣人を迎撃する!
逆居:僕が動揺するほど右手は制御を外れて勝手に動くようになる。便利だな。
灰色の獣人:悪魔の右手に遮られた獣人は、唸りながら撤退しようとします。どうしますか?
逆居:僕は通り魔の噂は知ってるのか?
GM:うーん……そうですね、若菜から話を聞いていてもおかしくないはずですから、知っていても構いません。
逆居:じゃあ……駄目だな、八重樫を置いて追いかけられない。逃げるのを見送りながら、急いで大神先生に電話をかけるよ。
GM:かしこまりました。それでは、獣人はさっと身を翻して逃走します。
GM:猛君はどうします? 見守る方向でしょうか。
GM:そうであれば、大神先生に電話をかけたところで次のシーンに移りたいと思っています。
逆居:僕の《ワーディング》を感知すれば、登場するのは簡単かな。
猛:でもまぁ、危険は去ったみたいなのでまだ良いかな。
GM:かしこまりました。続いて合流するシーンに入りましょう。
逆居:「なんなんだ、一体……」 助けて先生ー。
○シーン9:事件の確認(大神凛)
GM:ところかわってN市公立高校支部、通称UGN部。
大神:1d10 若者よ、自分で解決するのよ!
Dice:1d10 = (1d10:8=8) =8
GM:放り投げた
GM:万人君は自動登場、猛君は任意の登場です。
逆居:わかった。 1d10
Dice:1d10 = (1d10:7=7) =7
猛:では情報収集か戦闘になるまで待機。
GM:ああそうだ。襲撃の後、ワーディングが切れれば若菜は気がつきます。
GM:UGN部に若菜を連れてくる万人! レネゲイドの真実を伝える大神! そう、世界は知らぬ間に変貌してしまったのだ!
逆居:じゃあ、家まで送ってから急いで学校に引き返してくるかな。(侵蝕率:50)
GM:はい、ぜひそうしていただけると助かります。
逆居:覚醒もしてないのに伝えたらただのノウンマンじゃないか!
大神:覚醒させればいいのよ(ファンタ販促部的発言)(侵蝕率:58)
逆居:気絶してたことについては立ちくらみとかでごまかしておくよ。疲れてそうだもんな。
GM:大神さんは、万人君から連絡を受け、襲撃について話を聞いている……というところですね。
逆居:オーヴァードかジャームかわからないけど、完全に獣化したやつに襲われました! と。戦闘用着ぐるみの可能性もあるかも。
大神:「ちゃんと息の根は止めておいたかしら、そしたら楽なのだけれど」
逆居:そこを突かれると何も言えなくなるので勘弁してください先生。きゅ、急に敵が来たので!
GM:追撃しなかったから……(追撃したら戦闘になってた)
逆居:このシーンまだ誰もちゃんと発言してないぞ!
猛:まれによくある
大神:「あらまあ、本当にUGN関係者ばっかり襲っているのねえ。ケガはない?」
GM:お、いいトス。
逆居:「僕も八重樫も無事ですけど……おかしいですよ。あいつが狙ってたのは、僕じゃなくて八重樫の方です。」
大神:そういやUGN関係者だけしか襲ってないにしては生徒間で通り魔の姿が噂話になってるのね?
GM:そこに気づくとは、やはり天才……
逆居:それについては思い当たる節がある。あの通り魔、《ワーディング》を張ってこなかったよな?
GM:そうです。張りませんでした。
逆居:そのせいで、UGN関係者が襲われた時に目撃者が出やすいんじゃないかな。
大神:つまり、八重樫さんはUGN関係者だったんだよ!!
逆居:それは思わずタイタスになっちゃうくらいびっくりするから勘弁して
GM:ええ、これも補足しておきましょう。霧谷から事前に渡された資料……N市公立高校に在籍するUGNのエージェントやイリーガルに、八重樫の名はありません。
逆居:「UGN関係者だけを狙って襲ったり、わざと《ワーディング》を張らない理由があるんだとしたら、ジャームじゃないのかな……」
大神:「ま、ケガがないならそれでいいわ。今日のところは真っ直ぐ帰りなさいな。明日から本格的に調査しましょう。」
GM:ほか、何か確かめておくことはありますか?
大神:襲撃者の正体
GM:教えられんナア
逆居:「わかりました。」 しぶしぶ頷くUGN部員。八重樫の護衛とか必要なのかな、でもそんな人員いないだろうしな、とか考えてる。
GM:UGN部員なんだ!
逆居:今生えた。他の部活に入ろうとも思わないしね。(右手を見て)
大神:スカウトの速度には自信があるわ
GM:生徒の無事を思ういい教師ですねえ。さて、ここらでシーンを切りましょうか。
逆居:転校生との顔合わせは明日かな
GM:でしょうか。
猛:ふに。出るタイミングが見つからなかった。
GM:それでは、続きまして。
○シーン10:弓花の告白(逆居万人)
GM:このシナリオ、やたらPC1が出張りますよね
逆居:PC①だからね……
逆居:1d10
Dice:1d10 = (1d10:4=4) =4
GM:翌日。何はともあれ、いつも通り登校し、いつも通りに授業を受け、あっという間に放課後になりました。
GM:調査のためにUGN部に向かおうかというところ、君の下駄箱に手紙が入っているのを見つけます。
逆居:どきっ。その間に右手が勝手に取り出してしまう。(侵蝕率:54)
GM:本当に便利だなぁ。差出人は弓花です。「話したいことがあるから、校舎裏に来て」との旨が書いてあります。
逆居:そういえば襲撃で忘れかけてたけど、昨日八重樫があんなこと言ってたな……と思い出して赤面してあたふたしつつ、右手が手紙を振り回そうとするのを抑えて鞄に仕舞い込む。
GM:……おっと。このシーンもほかのPCは登場任意ですので。
大神:そんな野暮なことはしないわ!!
猛:同じく。
逆居:先生には断っておいたほうがいいよな……ちょっと用事がありますとだけ言って、校舎裏に向かおう。
GM:わかりました。校舎裏に向かうと、そこには弓花の姿があります。
弓花:彼女は君に気づくと、胸から下げたペンダントをぎゅっと握りました。
弓花:「ごめんね、逆居君。急に呼び出したりして」
逆居:弓花って、学校にペンダントしてくるような女子じゃないよな……? 意外に思う。
弓花:「あなたと話したいことがあるの。同じクラスだったけど、今まであんまり話せなかったから……」
逆居:「え、あ、ああ、うん。昨日言いかけてたこと?」
弓花:こくりと頷いて、おもむろに話します。 「ね、逆居君は……普通の人間とは、違うよね?」
弓花:遠慮がちで所在なさげな七海弓花という人物像からは、少し離れたような断じ方です。
逆居:昨日からぎょっとすることばっかりだな! 目を見開く。
逆居:「な、何を言って……?」 楽しげに揺れる右手。
弓花:「私は今まで、あなたに近づけなかった。私、何をやっても駄目な、普通の子だったから」
弓花:「でも」
弓花:「今は違う。逆居君と同じ、特別な存在になれた」 ちら、とペンダントに視線を向けます。
逆居:「ぼ、僕は……」 特別なんかじゃない、と思わず一歩下がる。右手だけはその場に残ろうとして妙な体勢になる。
弓花:弓花は、前に出た君の右手へ視線を向け直します。 「特別だよ。だから、私たちの側を選んで。若菜との関係を、断ち切ってくれないかな?」
逆居:「なんでそこで八重樫が……っ、や、やめろ!」 七海に伸ばされかけた右手を引き戻した拍子に、《ワーディング》を一瞬張ってみたい。
GM:いいでしょう。《ワーディング》に怯むことなく、弓花は一歩前に出ます。
弓花:「逆居君。私、オーヴァードになったんだよ!」
猛:そして訪れるNiceboat.
猛:違った、そろそろ登場時か。
猛:ワーディングに気づいて登場してみよう。
GM:かしこまりました。登場の侵蝕率上昇をどうぞ。
猛:屋上の給水タンク上で会話を聞いてみる。 1d10
Dice:1d10 = (1d10:9=9) =9
GM:お。二人には姿を見せますか?
猛:上を見上げなければ気づかない位置で。(侵蝕率:61)
逆居:自信に満ちた態度の七海。動揺を通り越して呆然としてる僕。
大神:「……一応、準備はしておこうかしら」 採点を切り上げつつ
GM:採点を切り上げる大神先生。
GM:うーん、どうしようかな……
逆居:じゃあ、呆然としたまま口を開こう。
GM:っと、どうぞ。
逆居:「七海……オーヴァードのことは、誰から……?」
逆居:特別になったんだよ、というのはわかる。でもオーヴァードっていう単語は、誰かに聞かないと知らない気がする。
弓花:その質問には首を振ります。 「それは言えない。でも、信じてもらえるよね?」
逆居:うーん……
逆居:ねえ、試しについていったらどうなると思う?
GM:若菜へのロイスをタイタスにしてください。
大神:口だけで「あーついてくついてく」言っとけば向こうからしっぽを出すだろうから、そこで殴ればオールオッケーよ
逆居:「じゃ、じゃあ……“打ち込めること”、っていうのは……?」
弓花:その質問に対して答えるために、こちらから質問します。 「……逆居君は、どうしてその力を隠すの?」
猛:何故だろうね。(考え込みつつ。)
逆居:「……僕はこの右手のせいで、周りから変な目で見られてた。もう、あんなのは嫌なんだ。」
弓花:「逆居君……」 では、その答えを聞いて悲しそうな顔をします。
弓花:「もう、そんな気持ちは味わわなくていいんだよ。普通の人たちのことなんて、気にしなくていい。その右手は素敵な才能なの」
逆居:「素敵……? 素敵だって? こんな右手が!」
逆居:僕は右手にP:連帯感/N:厭気でロイスを取ってる。表は厭気。
弓花:「私、逆居君みたいに困ってる人を救いたい。その力を隠すように言う“裏切り者(ダブルクロス)”を狩って、あなたを救う。それが私のやりたいことだよ」
逆居:「違う! 僕は……僕は、そんな……」 はっきりしない系PC①。
弓花:ここらで、猛君と知覚で対決しましょう。
猛:知覚ー
逆居:弓道部は【感覚】高そうだよね
弓花:判定はプレイヤーが優先になるように。こちら側からの達成値は…… 7dx10+4
Dice:7dx10+4 = {(7dx10:8+3+9+6+10+3+8=10)+(1dx10:4=4)=14}+4 =18
猛:1+2dx10 知覚
Dice:1+2dx10 = 1+{(2dx10:2+1=2)=2} =3
逆居:バレバレじゃないか
猛:気づかれてた、か。やはり俺の燦めきは隠せないか。
弓花:こちらの勝ちですね。
弓花:「ねえ、見てるんでしょう」 と言って、上を見上げます。そこにはキラリと光る白い歯。
猛:「まぁ、気づかれるとは思っていたよ。」(歯がキラリ)
逆居:釣られて、はっと見上げる。この場を見てるってことは彼もオーヴァードみたいだけど、七海の側ではなさそうだ。
弓花:「逆居君、この人たちは私たちの敵なんだよ。だから、ね。FH(ファルスハーツ)においでよ」 と、手をさしのべます。
逆居:その手を取ろうとする右手を押さえ込んで、首を横に振る。
猛:「なるほど。七海、君は釜玉部の敵か。」
弓花:釜玉部ではない
猛:うどん部だっけ。
大神:UDN部
逆居:有意義な大学生活をなんとかする部だろうか
弓花:拒否しましたね。猛君に対して、 「裏切り者! 逆居君は、きっと考え直してくれるわ」 と言って、この場から退場します。
GM:さて、いかがいたしましょうか。
大神:瞬間退場じゃないぞ! 仕留めよ!
GM:くっ、めざとい!
猛:「UDN部に逆らうとは・・。彼女は、全香川県民を敵に回すことも厭わないというのか。」
大神:うどんに恵まれぬ彼らに勝利が続くはずはない
逆居:水に恵まれない県のくせに……
逆居:熱気さんが追いかけるようなら、思い切って後に続くけど……どうする?
猛:特に追いかける必要性は感じないかな。姿は見たので、UDN部顧問と情報交換?
猛:少年が追いかけるなら一緒にUDNの素晴らしさを伝えに向かわなくもないけど。
GM:それでは、何事もなくその場を立ち去りますね。
逆居:互いの出方をうかがっている間に去られた感じ。
弓花:ククク……意見を譲り合っている平和主義者どもには追いつけまい……
逆居:そうだ。七海のロイス、不安を表にしておこう……
GM:揺れ動くネガポジ。よいですねえ。
GM:お二人で会話したりなどは?
猛:では情報交換でも。 「少年、君は彼女とどのような関係かね。」と外見20ぐらいの青年が問う。
逆居:「君こそ……一体、誰なんだ?」
逆居:右手は屋上に向けて手招きをしている。
逆居:すぐにわかるさ的なことを言って去っていく熱気さん。謎の青年のことを告げにUGN部に戻ると、そこには釜玉を食べている熱気さんの姿が!(オチはいらない)
猛:「俺は、歌と愛の使者、熱気猛だ。」
GM:自己紹介してるようなしてないような
逆居:「……ええー……」 何を言うべきかわからなくなったので、適当にシーンを終了してほしい。(笑)
猛:「UDNを愛するならまた遇うこともあるだろう。」そう言って退場。
GM:完
GM:後から分かったことですが、彼は転校生の熱気君でした。
猛:多分、普通にUDN部で再会したんだな。
逆居:ううん、不安だ……(誰がとは言わない)
猛:好奇心/不信のネガで少年に取ろう。少年、名乗ってないし。
GM:ということで、ええ、シーンを終了しましょう。次のシーンからは情報収集になります。