○バックトラック
GM:さあ、楽しい愉しい帰り道の時間ですよ。
GM:現在の侵蝕率と、残っているロイスの数を教えてください。
白崎:侵蝕率122、ロイスは4つ(飼い猫、嚆矢、昴、大神)。バンダースナッチと上司と支部長が蒸発していきました。
GM:白崎さんがぎりぎり二倍振りコース……確かに、らしくなかったかもしれませんね。
大神:侵蝕値119の、ロイス5つ(綾瀬/志々田/白崎/櫓/二条)。
櫓:白崎君に同情/不安、大神君に敵愾心/感服で結んで……残り4つかな。
櫓:侵蝕値152の、バンダースナッチのみ消費で残りロイス6つです。
GM:では、ロイスの数だけD10を振って帰りましょう。二倍振りする人は宣言してどうぞ。
二条:2倍振り~。 6d10
Dice:6d10 = 34 (6d10: 4+10+9+3+7+1) = [34]
白崎:はい、2倍振りです。 8d10
Dice:8d10 = 48 (8d10: 8+8+8+3+2+7+9+3) = [48]
GM:帰ってこれたら、最終侵蝕率を教えてください。
二条:91まで下がった。(最終侵蝕率:91)
白崎:74ですね。(最終侵蝕率:74)
大神:そのまま振るぜよ。 5d10
Dice:5d10 = 23 (5d10: 7+7+1+6+2) = [23]
大神:うおっ、あぶね! 96になった。(最終侵蝕率:96)
GM:大神さんが一倍振りで帰ってこれたなんて。らしくない!
大神:お、俺だって経験点欲しいよ!
櫓:二倍振り?
GM:六つの期待値は素振りで33、二倍振りで66
白崎:通常はロイスの数d10を振って侵蝕率を下げますが、2倍振りだとロイスの数×2d10で侵蝕率を下げられると。そのぶん成長点が減ります。
GM:櫓さんも二倍振りで帰ってくるべきそうすべき
櫓:じゃあ、倍振りでー。 6d10
Dice:6d10 = 47 (6d10: 7+8+5+8+9+10) = [47]
櫓:なんかすっごい下がった
GM:倍と言いながら通常振りするのは心臓によくない! そして出目いいな!
大神:一瞬だめかと思った!
GM:倍振りならもう6D10ですよ。
白崎:あ、達成値を2倍じゃなくて振るダイスを2倍です!
櫓:あ、まだか。
櫓:6d10
Dice:6d10 = 35 (6d10: 6+8+10+8+2+1) = [35]
櫓:ぷしゅ~(最終侵蝕率:70)
GM:おお、下がった下がった。
GM:では、全員無事に帰ってこれたということで……エンディングですね。
○エンディングフェイズ・シーン1:新たな戦いへ――二条
GM:研究施設跡での死闘から一晩明けて、翌日。無事に任務を終えたあなたは、ローザに報告を送ると共に、N市を発ちました。
二条:では、ドライブでもしてみるか。
GM:任務と任務の間の、心休まる時間……窓の向こうに見える空は、穏やかに晴れ渡り……
GM:と、そんなところであなたの携帯が着信を知らせます。
二条:今日は良い日だ……と?
二条:「はい、二条。」
ローザ:「私だ。報告書は読ませてもらった。千木良昭仁の処理に成功したようだな。」
二条:「あぁ、噂ほどの軍団じゃなかったよ。」
ローザ:「流石の余裕だな。さて、任務を終えたばかりではあるが、新たな任務を君に命じる。」
二条:「OK。次はどの街かな?」
ローザ:「今度はZ市で、ブラックリストの人物が見つかったらしい。コードネームは――」
二条:その指令を受けながら、ハンドルを切り返してZ市に向かう。
GM:空は穏やかに晴れ渡り、エンジンも好調。今度はZ市までのドライブが始まります。
二条:「今日は良い日だ。空は澄み、風は優しく……。悪党が死ぬには全く良い日だ。」
GM:では、シーンを終了しましょう。
二条:ふぃふぃ~。
○エンディング・シーン2:一難去って、また一難――櫓
櫓:登場、侵蝕判定!
GM:いらないわ!
GM:N市に潜入したFHエージェント“バンダースナッチ”の討伐……櫓さんは困難なその任務を、無事成功させました。
GM:そのあなたを、玄樹支部長は再び部屋へと呼びつけています。
櫓:(やっぺ、また仕事の半分ぐらい記憶が曖昧だぜ……)
玄樹:「今回の任務、ご苦労だった、櫓君。……さて、用件は分かるだろうか。」 彼の目の前の机には、うずたかく積まれた書類の山。
玄樹:「支部の補修、事件の後処理。我々にはまだ、やるべきことがこれだけあるということだ……」
櫓:「あー。たしか危険手当と追加請求でしたっけ。」(白々~)
玄樹:「その書類も、恐らくこの山の下のほうに埋もれているだろうな。手伝ってもらうぞ。」
櫓:「うげ……。残業手当は……期待できねえな。こりゃ。」
GM:一難去って、また一難。今度は書類の山との格闘が、あなたを待ち受けていたのでした……
GM:というところで、シーン終了です。
○エンディング・シーン3:遺志を果たして――大神
GM:とある共同墓地。その一画に、永見孝三氏の真新しい墓はありました。
大神:……。
GM:一通の手紙から始まった、昴を巡る今回の件……なんとか無事に、済ませられたと言ってもいいのではないでしょうか。
大神:「娘さんは無事だよ。たぶん元気でやってくさ。」 墓に声をかけとこう。
GM:墓が答えてくれるわけもありませんが……その前には、これも真新しい花が供えられています。
GM:誰かあなたよりも先に、参っていった人がいたのでしょう。
大神:ま、良かった……のかな。
大神:オーヴァードが力に溺れたらどうなるか。自戒しなきゃな。
GM:ひとまず今は、家に帰ることにしましょう。……結局、一晩空けてしまいました。
大神:……はう! 忘れてた!
GM:さあ裏切者よ、家路を急げ、というところでシーンを終了しましょう。
大神:やべえ殺される! と思いながら日常へ。了解ー。
○エンディング・シーン4:彼女の未来――白崎
白崎:ジェネシフトォッ
GM:なんで!?
GM:早朝の通学路。あなたは隣を歩く永見昴と揃いの制服を着て、学校に向かっています。
白崎:ああ……平和な日常……
GM:UGNは“彼女”の保護を、監視付きという条件で認めました。欠けている記憶を埋めていくためにも、学校生活を送らせるのが一番いい……ということで、監視役にはチルドレンのあなたが選ばれました。
GM:明るい顔で、昴は話しかけてきます。
昴:「こうして人間みたいに生活できる時がくるなんて……ありがとう、深雪のおかげだよ。」
白崎:「お、お礼なんて……いいよ。あなたがあなたで居られるのは……自分の力でもあるんだから」
昴:「うん……あのね、あたしは確かに厳密には、永見昴本人じゃないけど……あたしの“お父さん”も、彼女と同じ孝三ってことになるんだしね。死んじゃった二人のために、生きていこうと思う。」
昴:「だからあたしに、私のことについていろいろ教えてね、深雪。」
白崎:「……いいの? 長くなるよ」 ノイマンの記憶力は世界一ィ
GM:ああ、なるほど! これは完璧だ!(笑)
昴:「うん! ありがとう深雪、あなたと友達で本当によかった!」
GM:朝っぱらからじゃれついて騒ぐ、二人の女子高生。
白崎:「……うん。」 ああ、面と向かって言われると結構照れるよこれ!
GM:では、二人仲良く連れ立って、通学路を歩いていく……というところで、シーンを終了しましょう。
白崎:はい。《帝王の時間》の出番も来る気がしますね近い将来。
GM:ああ、話が終わらない……
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