○ミドル・シーン7
GM:再び、王都へと向かう道中のシーンです。途中で村や街などに立ち寄ることもできるので、休憩がてらまた情報を整理してみるのもいいかもしれません。
GM:他にしたいことがあればそちらにも対応します。というわけで、何かありますか?
ホロ:休憩がてら……
レンハ:あー、街に寄ったらMPの回復をしたいな。
ワッカ:ごゆっくり~。
セラ:ああ、そうだね……。休憩や補給という意味でも街には寄りたいな。
GM:野菜とか果実とかMPポーションとか買い足して飲み食いしましょう。
ワッカ:バナナはおやつに(略)
GM:入れたきゃ入れろ。
セラ:44個の野菜をホロくんに詰め込む図
ホロ:MHPを5本ほどっ。
ホロ:HMP。
GM:マックスヒットポイントは金で買えませんよと返しそうになりました。どうぞどうぞ。
レンハ:期待値計算すると、野菜を買った方がお得らしい……
アールゥ:HMPPって値段いくらでしたっけ?
GM:300Gですね。
レンハ:300Gだな。(かぶった)
ホロ:さすが。
セラ:さっきの折り紙戦で使った罠を買い足しておきます。
セラ:「やっぱり奇術道具は東急ハンズに限るね」
GM:ねえよ ねえ
ワッカ:ドンキホーテじゃないんだ
レンハ:新店舗ができたのは九州だけじゃなかったのか
アールゥ:では、3本HMPPを買って飲みましょう……
レンハ:普通に買うならMPポーションを6本の方が得な気がした。
アールゥ:む……なるほど。
セラ:私のMPを回復するには……。
ワッカ:回復は薬で?
アールゥ:宿で一泊寝て回復
GM:道中でゆっくり休憩していくつもりならそれでもいいですよ。<宿
レンハ:MPポーションを15本くらい買って5本使うことにしよう。
GM:へい毎度ぉ。
セラ:野菜にして14個……。280G……。MPPだと6本……。300G。うわあ微妙に野菜のほうがいい
レンハ:な。
アールゥ:HMPPでなくMPPを6本にしときます。
レンハ:金に糸目はつけぬ!(貴族)
ワッカ:ぶるじょあじー
セラ:この4年間がレンハさんを嫌なやつに変えた!(どういうことなの)
アールゥ:(家計簿見て)「レンハ様あんまり無駄使いされては……」
レンハ:貧乏貴族だった
アールゥ:いえ、何事も節約が大事かと
レンハ:さて、750Gは払っておいてまず3本くらい。 6d6
Dice:6d6 = (6d6:5+6+4+5+5+6=31) = [31]
レンハ:あれっこれハイMPポーションだったかな
GM:なにその出目すごい。
レンハ:残りの12本ほどを持っておこう。
セラ:野菜を14個買って食べよう。もりもり。
セラ:出目がよくて余っても持てないし出目悪いくらいなら初めから野菜のほうがいいという判断
アールゥ:では、300G払ってMPP×6を…… 12d6
Dice:12d6 = (12d6:2+1+4+6+5+3+5+3+2+4+4+1=40) = [40]
ワッカ:とりあえずHMPP×5で。12本くらいのまないといけなさそう
GM:セラさんにならって野菜を大量に購入して食すのもありですよ。経済的ですしダイスも振らずに済みます。
ワッカ:じゃあベジタリアンになります~。
セラ:44個くらい
ワッカ:いくらですかね……?
セラ:一個20G。回復量は3。
GM:一個20Gで3点回復でしたっけ。
ワッカ:44個買います……880G。
GM:へい毎度ー。それで132点回復しますね。
ホロ:(ぽりぽり)
ワッカ:(ぱくぱく)
セラ:《料理人》がいれば果実パワーがうなったというのに
レンハ:さて、情報収集にかかろうか。
セラ:野菜食べながら。えーと……。
セラ:街で興行してきていい?
レンハ:えー、「賊が古の神殿を知っていた訳」は単純にモルグインだからということでいいのかな?
レンハ:モルグインだからというか、関係者だから、か。
GM:それは答えられません。モルグインも古の神殿の場所を知っていたわけではない、ということはお伝えしておきます。
レンハ:では調査項目として残るか。
レンハ:あれほどの実力を持つクリスを押さえ込めたのは→モルグインだから
セラ:正直、クリスとジェラルが戦ったらジェラルが勝つと思うなー。
GM:レンハさんは両方の腕前を知ってましたね。はっきり言って格が違います。
レンハ:そうだろうとは思った。
レンハ:格が違う→実はクリスの方が格上
セラ:ラスボスクリスコース
アールゥ:ベルフトも泣いて逃げ出すほど
GM:まだ生まれてないです
レンハ:そして先の情報収集を鑑みると、最低14は超えないと仕方がなさそうだ……
セラ:そうなんだよねー。能力値が知力と幸運だとどーしても私じゃ厳しい。
セラ:だから興行
GM:またランダムか……(笑) さすがに今回それはなしで。
GM:代わりに村や街に立ち寄ってますし、そこの人たちが知ってそうな事柄であれば、通常の情報収集のように【感知】で判定してもいいですよ。
セラ:あっなんか別の人がアップをはじめた気がする
村人A(レンハ):「実はパパがモルグイン関係者でね」
セラ:うわあスネオだ
GM:この透明マント三人用なんだ
GM:知力で達成値が出せる人は素直に知力の方で判定した方がいいと思いますけどね。【感知】でまかなえることはどうしても狭いですから。
セラ:そうかあ。そういや透明マントなんてあったなぁ。
GM:さて、何を調べますか?
レンハ:情報収集以外にやれることも思いつかない。
GM:さっき調べきれなかったのは犯人であるジェラルの正体と目的、何もわかってないのが人質の様子ですね。
レンハ:せっかくだ、王威の竜輝石についてでも調べるか。これについて感知判定で分かることはある?
GM:お。石自体を調べるという部分も含むので、アイテム鑑定や感知で調べることができますよ。
アールゥ:ではジェラルの正体と目的について判定しましょうかね……
GM:合わせ技!? いや、「ジェラルについて」とまとめるのであれば、難易度を上げて対応しますが……
アールゥ:感知なら(ノへ
GM:残念ながら感知ではどうしようもないです。
レンハ:逆に、情報を細かくすれば難易度は下がるのか。
GM:そうですね。とはいえ、絞り過ぎるとわからないことだらけになります。
セラ:人質の人数について 人質の年齢について 人質のレベルについて 人質の(略)
GM:知りたいか、本当に知りたいのか
ワッカ:人質の性別、人質のすりーさい
GM:ああワッカだ(安堵)
アールゥ:クリス様のスリーサイズならレンハ様がご存知……げふんげふん
GM:空白の四年間でそこまで進んでましたか
レンハ:えっ
セラ:「うわあ」 距離を取る
レンハ:うーん。目星をつけるだけだと割切って、王威の竜輝石について感知判定を試みよう。
アールゥ:ジェラル殿の正体に絞りましょうか……
セラ:王威の竜輝石の感知判定でも手伝おうかなと思ったけど、レンハさんは感知高いんだっけ。
レンハ:7ある。
セラ:うーん、じゃあそこまで有効じゃないか……。
レンハ:二回判定できると考えれば、安定はするかもしれない。
セラ:でもなんか意味深なシーンが挿入されたし、王威の竜輝石は調べといたほうがいい気がする。私と契約して一緒に感知判定しようよ。
アールゥ:私が感知判定しましょうか?
GM:次々湧いて出る感知志願者たち。
セラ:アールゥさんは別項目を調べて欲しい。知力が必要なやつ。
セラ:私たち二人は脳筋なのでそっちは手が出ないんです
アールゥ:わかりました(くすん)…………ジェラル殿の正体について調べます
レンハ:どれだけ感知したいのか
セラ:レ、レンハさんが泣かした!
レンハ:最近、周囲の己に対する目が厳しいなァ……
GM:期待の裏返しですよ。ほら頑張って、もう最終回なんですから。
アールゥ:周りが全て敵でも私はずっとレンハ様の味方ですよ
レンハ:ほろり
レンハ:先に判定してもいいんだろうか。(ホロを見て)
GM:知力期待の星、ホロさんは?
※……しばし待つが、反応がない。
セラ:これはまさか、霊圧が―――
GM:ま、まあ、決まった人から判定していってもいいんじゃないでしょうか。
レンハ:ではひとまず己が素振りして時間を稼ぐ。 2d6+7
Dice:2d6+7 = (2d6:3+6=9)+7 = [16]
セラ:《ダンシングヒーロー》。 3d6+9
Dice:3d6+9 = (3d6:3+1+3=7)+9 = [16]
ワッカ:ブラウザーが固まってた
セラ:あらま。
GM:「このチャットを作ったのは誰だぁっ!」
セラ:は、はい! 私です! 出目もよくなかったです!
アールゥ:ではジェラル殿の正体を《グランドマスター》でMP10点消費でフェイトも1点 3d6+7+5
Dice:3d6+7+5 = (3d6:1+1+4=6)+7+5 = [18]
アールゥ:あうち
ワッカ:フェイト2点くらい使った方がいいのかなぁ……
セラ:項目によるかな。
GM:ホロさんはフェイト1点入れるだけで、期待値が22に届いたりします。大抵の情報はそれで十分ですね。
ワッカ:でもご主人様ダイス運が……。
ホロ:2……2点消費してジェラルの正体を!
GM:四人がかりで二項目を調べる今日この頃。
ホロ:4d6+12+1
Dice:4d6+12+1 = (4d6:1+6+4+2=13)+12+1 = [26]
GM:おお……
レンハ:よい感じだ。
アールゥ:期待値でてたら……私だって……(遠い目)
レンハ:そんなときもある……
GM:ではまず、ジェラルの方から。アールゥさんは彼にまつわる数々の伝説……どんな死地からも一人だけ生還する、まるで老いる様子がない……といったことから、一つの確信めいた疑念を抱きました。
セラ:“ディアボロス”ではないか
アールゥ:実はセインでした(略)
GM:“死神”ジェラル・コバルトは、実は人間ではなく……“真の死”を迎えない限り何度でも蘇る存在、この大陸にはいないはずの“魔族”なのではないでしょうか?
レンハ:ああー……
アールゥ:魔族……ですか。
セラ:真の死って何? 自爆缶?
GM:真の死は個体ごとにさまざまな条件があるので一概には言えません。あるいは神やそれに並ぶものの力であれば、条件とは無関係に滅ぼすこともできるでしょうが……
セラ:なるほどアーケンラーヴね!
GM:そしてホロさんは、こんなことを知っていました。ジェラル・コバルトのもう一つの名前……
GM:“黄金剣(コールブランド)”。
アールゥ:武器名キター
GM:その二つ名がどんな意味を持つのか、何の手がかりになるのかについては、四年前のあの事件のときを思い出すといいかもしれません。モルグインとも異なる、ある組織と関わりがあります。
GM:では竜輝石について。神竜王が人に賜ったという魔法の宝石からは、神々しい魔力と共に、どこか怨念めいた力をも感じました。
GM:そして、竜輝石を手に取って調べたセラさん。
GM:難易度30の精神判定をどうぞ。(にっこり)
セラ:さあ来たよ。来ると思った。
レンハ:精神判定を強要するときのGMの楽しさは異常
GM:強要だなんてひどい、ただ指示してるだけですよ
セラ:期待値的には8個かぁ。
セラ:ダンシングヒーローとフェイトを2点使って全員から結束してもらってギリギリ。でも失敗したらどうなるか気になるといえばなる。
セラ:失敗してみるか。
レンハ:勇気あるなぁ……
アールゥ:これでラスボスはセラ殿に
セラ:でも一応《ダンシングヒーロー》は使う。……なんかちょっと怖くなってきたじゃん
セラ:3d6+2 いや大丈夫。3dで30くらい楽勝だよ。
Dice:3d6+2 = (3d6:1+5+3=9)+2 = [11]
セラ:メタ的に言うと、「触っただけで発動して」「全力結束しても出ない可能性のあるような目標値」のものでそこまでヒドいことにはならないんじゃないかっていう
GM:ではセラさんは、手にした王の石を手放したくなくなります。
GM:レンハさんが返せと言っても聞きやしません。というところで、シーンを終了しましょう。
レンハ:なんか盗られた。
セラ:……。
セラ:重量は?
レンハ:そこか
GM:イベントアイテムですが……レジェンドデータを見ると重量1なんですよね。持ち切れなければ他の道具を捨ててください。
セラ:じゃあほらレンハさん、このHMPPをあげるよ。
セラ:うん、等価交換成立! さー、行こうか!
レンハ:竜輝石を持っていたと思ったら、いつの間にかHMPPになっていた。何を言ってるか略。
GM:では改めて、シーンを変更します。
○ミドル・シーン8
GM:セラさんのみ登場。あなたは今、赤い空と青い地面の世界にいます。
セラ:あらま。竜輝石の精神判定に成功することじゃなくて、竜輝石を持っていることが条件なのね。
GM:周囲を取り囲むのは、亡霊のような無数の人影。彼らは輪郭のぼやけた手を伸ばし、虚のような口を開け、あなたに語りかけてきます。
セラ:《ゲイルスラッシュ》
亡霊:「我を手に入れし者よ」
亡霊:「戦え」「勝ち取れ」
亡霊:「大陸の覇者となるのだ」
亡霊:「我らの悲願」
亡霊:「統一帝の座を」
GM:声は何重にもなって、あなたを延々と苛み続けます。
セラ:「……あんたら、言ってて恥ずかしくない?」
セラ:逆立ちしても私じゃ無理だと思うよ
レンハ:わからんよ
GM:反論が誰かに届くことはありません。彼らはただ同じ内容を繰り返すのみ。統一帝になれ、統一帝になれ、統一帝になれ、統一帝になれ……
セラ:この中にエグベルトが居たりすると面白いんだけどね。ないか。
GM:いいところに気づきましたね。
GM:亡霊の中に、ひときわ若い青年の姿もあります。あなたたちと戦い、クリスに討たれた“騎士王”は、他の亡霊と比べて輪郭こそはっきりしているものの、同じように声をかけてくるばかりです。
セラ:「お。懐かしいのがいるじゃない。鼠が会いに来てあげたよ。元気?」
エグベルト:「統一帝になれ……余の悲願……統一帝に……」
セラ:やれやれのポーズ。ダメだこりゃ。
ホロ:ううーん……
GM:亡霊たちはどんどんと輪を狭め、セラさんへと迫ってきます。
セラ:では《スニークアップ》
GM:いつまでも逃げてはいられませんよ。
GM:圧倒的な量の思念が、セラさんの精神をあっさりと呑み込み――
GM:その夜を境にして、あなたの心は大きく変貌を遂げてしまうのでした。
GM:シーンを終了します。
* * *
セラ:おっ。私覚醒する!
レンハ:己の場合は成功したからあの展開だったんだな、と独り言。
アールゥ:成功=アイン、失敗=王の亡霊ってことですね
セラ:……するとエグベルトは精神判定に失敗したと……。
セラ:ファンブル?
GM:PC以外の判定がどうなるかはGMの心ひとつ。エキストラだっているわけですしね。
レンハ:3日に一度くらい精神判定する必要があるという可能性
セラ:よく分からないけど、統一帝になるためにえげつない思考をめぐらせればいいのかな。
GM:ありていに言ってそういうことです。
アールゥ:まずはティアナを手篭めにするわけですね
GM:ああ、それはいい手かもしれない
セラ:足りないものがあまりにも多すぎるなぁ
アールゥ:そしてシャルルを傀儡として世界統一を目指す……と
セラ:さて、私は無事に帰ってこれるのかな。対PC戦のシミュレートを……
セラ:開幕《ラッシュ》で終わるな
GM:脆すぎた
セラ:ねえやっぱ統一帝無理じゃない?
GM:なあに、戦わなければ負けはしない
アールゥ:ですから搦め手でいくんですよ
セラ:ま、NPC化したりしなきゃやりようはあるか。
※ここでセッションは一時中断となり、後日再開したときのこと……
セラ:作戦は固まった。全員地獄に叩き落してくれるわ!
ホロ:セラさん…恐ろしい人!
ワッカ:セラ、なんて恐ろしい人!
アールゥ:……
※GMとの相談を経て(というかせっかく考えた解決策を無情にも却下されて)、半ば開き直ったセラの姿がそこにはあったのだった。
○幕間
GM:さて、今更ではありますが、この大陸を支配している“統一帝戦争”というシステムについてご説明します。
GM:まず、統一帝(アルドワルダ)とは、この大陸の宗主たる存在のことです。初代統一帝は、エリンディルからこの大陸に渡ってきた者たちのリーダー、ウルフリックという人物です。
GM:さて、彼の後継者たちは、ウルフリックが持っていた七つの“王威の竜輝石”を一つずつ持って、それぞれ別の国を興しました。
GM:ウルフリックの治めていたアヴェルシア、錬金術によって発展したゴルフォード、聖なる樹を頂くメルトランド、帝紀723年に謎の滅亡を遂げたベルリール……
GM:ウルフリックの子らが起こしたレイウォールとグラスウェルズ。そして最後の一つが、裁定者の国たるエストネルです。
GM:次なる統一帝を決める統一帝戦争は、エストネルの監視の下に行なわれます。各国は他国を侵略し、王を従え、彼らを伴ってエストネルを訪れることで、統一帝の称号を授かります。
GM:統一帝は王の中の王なので、他国から税を取ったり、有利な協定を結んだりと、かなりの強権を有します。
GM:自国の王を統一帝に冠する国は宗主国と呼ばれ、大きく発展することになります。
GM:帝紀729年現在、統一帝の座にあるのは“赤竜王国”レイウォール。今やそれに並ぶだけの力を持ちながら、今まで統一帝を輩出したことのない国……それが“白竜王国”グラスウェルズです。
GM:説明は以上です。多分。
GM:おっとそうだ。統一帝の称号を授かるためには、他国の王を生かして捉える必要があります。つまり、他国を侵略はしても、滅ぼしてはいけないというわけですね。
GM:ところが先に述べたように、帝紀723年、ベルリール王国は謎の崩壊を遂げてしまいました。ベルリールの王の石も行方が分からなくなり、統一帝戦争は形骸化しつつあります。
レンハ:ほう……。エストネルが特殊な立ち位置にあるのはなぜなんだ?
GM:ひとつには、国王がウルフリックの旧友である不老のエルダナーンということ。彼は自ら統一帝になるのではなく、その資格を持つ者を見極める役に自ら就きました。
GM:もうひとつには、エストネルがとある特殊な技術を有しているということ。
GM:統一帝の持つ宗主権に従わない国があった場合、エストネルの密使であるノーデンスは、逆らった国の王族すべてに“醒めない眠り”という呪詛をかけることができます。
GM:要するに審判なんですね。審判は特別です。
レンハ:なるほどな。
GM:では、セラさんが何やら大変なことになったところから再開します。
○ミドル・シーン9
GM:翌日、レンハさんたちが目を覚ますと……その時既に、セラさんの姿はありませんでした。
GM:グラスウェルズの王の石も、そのまま持ち去られたことになります。
レンハ:大変なことになった……。(頭を抱える)
GM:いやあまったくですね。これからどうしますか?
アールゥ:由々しき問題……ですが……今はクリス様の方を救出する方が優先ですかね?
GM:昨夜まで一緒だったのは確かですし、追いかければまだ追いつけるかもしれませんね。どこに向かったのかさえ分かれば。
GM:というわけで、今日も今日とて情報収集のシーンです。何が知りたいですか?
セラ:おっとこれはパンくずが道に等間隔に撒いてあるぞ
アールゥ:パンくず発見!
GM:小鳥が全部食った。もぐもぐ。
セラ:実はポイズントラップでした。
レンハ:小鳥ィー!
アールゥ:とりあえずセラ殿がどこに向かったかわかりますかね?
GM:調べればわかるかもしれませんね。判定は知力・感知・幸運のいずれかでどうぞ。
GM:推理するなり足跡を探るなり聞き込むなり。
アールゥ:これは情報収集扱いで?
GM:です。セラさんの行方という立派な一項目。
ワッカ:人相の悪い女手品師みませんでしたかぁ? と聞き込めばすぐ……
ワッカ:あれ
セラ:どこからともなくナイフが飛んできてワッカに刺さる
ワッカ:ぎゃー
アールゥ:では、とりあえずセラ殿の行方を調べてみますね……《リサーチ》で。 3d6+18
Dice:3d6+18 = (3d6:4+5+1=10)+18 = [28]
GM:圧倒的じゃあないか。他の二人は何が知りたいですか?
アールゥ:感知の情報収集ではファンブルしないかぎり22以上……
レンハ:セラ君はアールゥに任せよう。そうだな……人質の様子かな。
レンハ:しかし2d6で11を出さねばならんという。これ、情報収集以外のことをやった方がマシなんじゃないか。
GM:あとはジェラルの目的もまだ全部出てませんね。
レンハ:そっちは確定で22以上出さないといけなかったような気がする。
GM:こういうことがあるので高い達成値が出る人は最後に回した方がいいんですねとしみじみ。
アールゥ:ホロ殿にお任せするしか……<22以上
レンハ:「ジェラル・コバルトがレンハと戦いたい理由」まで絞れば難易度が10まで下がったりしないか
GM:難易度10までとはいきませんが、まあ、そこまで絞るなら難易度は下げてもいいかもしれません。
GM:と思いましたけど絞ってるようで全然絞ってないですね。下がりません。
セラ:青剣旅団団長の死神とか呼ばれてるジェラルコバルトがゴートの現領主でクリスの元婚約者のレンハと戦うために人質をとってまで神殿に立てこもっている理由
GM:正体に関する情報が抜けてる
セラ:あっだめだこれだと「レンハさんと戦いたいからだよ」で終わってしまう!(問題はそこじゃない)
ワッカ:じゃ、ちょっと探してくるかな……世話が焼けるセラだな……
GM:いやセラさんの行方についてはアールゥさんが達成値28とかいうふざけた値を出してますので十分じゃないでしょうか。
ワッカ:じゃ、そっちはメイドに任せてジェラルの目的を……ご主人様に……
ホロ:フェイト使っておいた方が無難ですよね。1……2……1?
GM:ぶなんぶなん。1入れれば期待値で22です。
ホロ:1点使います。
ホロ:3d6+13
Dice:3d6+13 = (3d6:4+3+1=8)+13 = [21]
GM:おお、惜しくも21……どうしますか?
ホロ:うーんうーん……
ホロ:フェイト1点使用で振りなおします。でもって2点使用します~……。
GM:おお、頑張ってる……
レンハ:そ、そこまで。
アールゥ:待ってください。1点使用してくだされば結束で1点お渡ししますよ。
セラ:あ、そうだ。
ホロ:では、1点で……
アールゥ:では1点。
セラ:……やめとこ(私も《結束》できるよねドンとか言おうとしてた)
ホロ:4d6+13 ばーでぃー!
Dice:4d6+13 = (4d6:6+3+3+4=16)+13 = [29]
GM:さすが《結束》だ。
GM:レンハさんはどうしますか?
レンハ:もうあれだよ、魔族ジェラル・コバルトは相手を倒すことで強くなる特殊能力があるんだよ。(でっち上げる)
レンハ:人質の様子について、フェイトを一点使って振る。
アールゥ:《結束》いりますか?
レンハ:ううむ……。期待値が0.5届かないので、あれば確実だとは思う。余裕があれば欲しい。
アールゥ:では1点どうぞ
レンハ:4d6+3 ありがたい。では幸運で。
Dice:4d6+3 = (4d6:4+4+1+2=11)+3 = [14]
GM:よくできたメイドである。
レンハ:ほんとだよ。
GM:そしてこの達成値である。
アールゥ:まあ……そういう時も……
GM:では結果発表。まず、セラさんの行方ですが……
アールゥ:エリンディル?(ぇ)
ホロ:えりぃんでるって(笑)
GM:向かっているのは昨日までと同じ方向です。要するに、ベルクシーレに向かっているようです。
GM:王権の象徴である王威の竜輝石を持った彼女が、何も言わずに単独先行する理由ってなんなんでしょうね。
セラ:私にもまったくわからないしね
GM:続いてジェラルの目的ですが……ホロさんの推理したところによれば、答えは恐らく……
クオ:――彼の指示よ。あの死にたがりのね――
GM:要するに、レンハさんと命を懸けた殺し合いがしたいのではないでしょうか。
セラ:死なないくせによく言うな
レンハ:「俺は長く生きすぎた。俺は自分を殺してくれる存在をずっと探していたのさ」
GM:もちろん、レンハさんに魔族を殺す能力など備わっていようはずもありません。その鍵となるアイテムは今、なぜかレンハさん以外の人が持っています。
レンハ:なるほど、神に並ぶほどの力か。それで竜輝石を渡したわけだ……
GM:ああ、勘違いさせてしまったかもしれませんが……王威の竜輝石自体にも、魔族を滅ぼす能力はありません。
レンハ:アインの加護を受けてどうの、という話かと思った。
レンハ:クリスを人質にとった理由って、ひょっとしてついでなんじゃないか。
セラ:レンハさんを確実に呼ぶためでしょう。
アールゥ:まあ、レンハ様を呼び寄せる口実でしょうかね……<クリス様
GM:最後にレンハさん。あなたの知るジェラルの性格や、彼の目的からしても、人質は無事でしょう。
レンハ:それはよかった。
GM:ですが同時に、ひとつ不安なことがあります。人質の中に、おとなしく捕まっていそうにない人がいます。
アールゥ:クリス様ですね確実に。
GM:人質としての状態があまり長く続くと、痺れを切らせた彼女がジェラルに挑んでしまうこともあるかもしれません。
レンハ:時間制限はあると思ったがまさかの理由
GM:シナリオ的にもあんまりぼやぼやしてられない理由というのは必要ですよね
セラ:どういう捕まえ方してるんだろう
レンハ:両腕を後ろ手に縛られるとエキストラは戦闘不能になると聞いたことがある
GM:ということで以上です。ひとまず、これからどうしますか?
レンハ:いずれにせよベルクシーレには向かう必要がある。先を急ごう。
アールゥ:はい、急ぎましょう。
GM:では、シーンを変更します。
○ミドル・シーン10
GM:単独先行するセラさんのシーンです。
GM:頭の中に響く「統一帝になれ」という声に突き動かされて、あなたは今ベルクシーレへと向かっています。
セラ:では統一帝になるために落とし穴にはまって助けを待ちます
GM:ティアナを言いくるめて取り入るか、シャルルの身柄を抑えてしまうか、あるいはエグベルトに扮して奇跡の大復活を演出するか……
GM:どんな方法を取るにせよ、レンハさんたちより早く王都について行動を起こす必要があるでしょう。彼らがクリスを救うのに失敗して帰ってこなければ万々歳です。
セラ:全部現実的じゃない点について語ろうか
GM:それをどうにかするのが仕事です
アールゥ:ティアナ様を篭絡するんですよ
GM:身分不相応の夢に溺れて死ぬ……素敵な末路じゃあないですか
セラ:どうにかするならパーティから離れるべきではなかったというのに…… まったく
GM:どう頑張ってもアールゥさんの眼をあざむいて協力させるのは無理だと思うなあ
※セラさんが事前にGMに提案していたのは、パーティメンバーを利用して統一帝の足掛かりとする体で、その実自分の異常を気づかせようとするものでした。
レンハ:ぶっちゃけレンハがジェラルと戦って満身創痍のところを不意打ちで殺すのが一番らk
セラ:「死んでは意味がない」くらいのことは考えられないの?
GM:王都につきさえすればどうにかなりますよ。王家しか知らない経路で王城に出入りしたりも自由ですし、やりようはいくらでも。
GM:ぶっちゃけ野望に突き動かされてる状態です。ある程度のことはGMの強権で通ります。無敵スター取って切れるまでダッシュが止まらなくなってる状態。
GM:エグベルトもまた、その衝動に突き動かされて道半ばにして斃れた者の一人です。
セラ:まあ、ならお好きにどうぞ。それならPLにできることはほとんどない。
GM:NPC乗っ取りはよく聞くけどPC乗っ取りは珍しいね 困ったもんだね
セラ:しかもそれでバンザイ突撃させられて死ぬってんだから困ったもんだね
アールゥ:なんという……
GM:そうならないために判定で頑張りましょう。不用意に王の石に触れた結果がこれだよ!
セラ:アイテム鑑定ならともかく、ただの感知判定で触ると思ってなかったのが一番の原因だったりするけど過ぎたことは忘れた
GM:……というわけで、エグベルトと同じ末路をセラさんに辿らせないよう、ここで判定のお時間です。
GM:まずはセラさん以外、登場判定をどうぞ。難易度は12ですが、セラさんにコネクションを持っている人は+1Dされますので。
GM:能力値は幸運です。念のため念のため。
アールゥ:期待値で登場できます…………が。 2d6+5
Dice:2d6+5 = (2d6:2+2=4)+5 = [9]
アールゥ:フェイト1点使って振りなおしますかね……
アールゥ:もう1点使ってダイス増やしときます…… 3d6+5
Dice:3d6+5 = (3d6:2+2+4=8)+5 = [13]
アールゥ:あぶない
GM:アールゥさんは無事登場と。他の二人もコネクションを駆使して頑張って登場してください。
GM:実はホロさんから順番に判定すると全員3D振れた不思議
レンハ:登場判定は幸運+2ってそれはアルシャードガイアだったよな。フェイトを1点使って普通に判定。 3d6+3
Dice:3d6+3 = (3d6:3+3+1=7)+3 = [10]
レンハ:うん。
GM:レンハさんもアールゥさんにコネクション結んでましたよね。
GM:振り足せば……いいんじゃないかな……
レンハ:……おおそうか。10+1d6
Dice:10+1d6 = 10+(1d6:6=6) = [16]
レンハ:かたじけない……かたじけない……
セラ:さて、落とし穴はどこかなー
レンハ:このレンハ、移動力ならば負けはせぬ
セラ:わたしは1ラウンドに3回移動できるがそれすら即追いつかれるあるさま
GM:転倒させてから逃げるとしようじゃないか
ホロ:3d6+2
Dice:3d6+2 = (3d6:5+6+5=16) = [18]
GM:で、出目だけで……
GM:ともあれ、急ぎ馬を走らせたレンハさんたちは、なんとかセラさんに追いつくことができました。
GM:ひとまずセラさんは普通にロールをどうぞ。
GM:時々背後に何か見えるかもしれませんが
セラ:「来やがったなこのクソ虫ども」
セラ:普通に……。
セラ:本当に普通にやっていいの? とんでもないことが起こっても知らないよ
GM:あ、あんまり酷かったら身体が勝手に動いたりしますので……(笑)
セラ:「あ、皆おはよう。今日はなんだか頭の中がうるさいけどいい朝ね」
アールゥ:「一人で先行するなんて……いったいどうされたのですか?」
セラ:私にも分かりません
レンハ:「君らしくない。さあ、そろそろその石を返してもらえるか。」 悪役台詞。
ワッカ:「へっへっへ、大人しく渡した方が身のタメだぜ~」
セラ:では返します(普通のロール)
セラ:あとワッカにはナイフが刺さってます(普通のロール)
GM:はい。素直に返そうとすると、腕が思うように動きません。むしろ絶対に返すまいと懐に抱え込んでしまいます。
レンハ:どうでもいいが再び手に取った時に精神判定とか言わんだろうな
GM:人による
GM:さて、竜輝石を物理的に奪い返したい場合はセラさんに敏捷対決と筋力対決の両方で勝利する必要があります。
セラ:うわあダメっぽい
GM:精神的に頑張りたい場合は、セラさんを含む全員で精神判定を行ない、達成値の合計が60を超えれば成功とします。クリティカルした場合は達成値に+5としましょう。
アールゥ:敏捷、筋力は自信ありませんね……
ワッカ:じゃあ、私とセラの友情の出番だな!
レンハ:精神的にがんばるってなんだろう……
GM:ゆうじょうぱわー!
GM:物理的と精神的でつい。頑張って説得したり、誘惑に耐えたりする感じですね。
セラ:筋力は3だから問題ないけど、敏捷が11だからなぁ。
レンハ:筋力7、敏捷9……。
セラ:では《フェイタルブロウ》だね
レンハ:力尽くで!?
GM:え、何戦闘で解決したいですか?(うきうき)
セラ:一番いいのは戦闘不能にして奪うほうなんだけど、生命の呪符が発動しちゃうからさあ。
セラ:あるいは私が判定放棄
GM:あ、対決の際の判定放棄は認めません。フェイトや回数制限のあるスキルまで使えとは言いませんが、できる限り頑張って勝とうとしてください。
ワッカ:ぁあ、なかまであるせらをぶちころすのはこころがいたむ、いたむなぁ……へっへっへ、れんはさん、やっちゃってください
GM:どうしてこんなにもブレないんだろうこの子
レンハ:いくらなんでも罪もない女性に手を上げて物を奪うのは色々と問題があると思うよ己は。
GM:罪がないかどうかはわかりませんよ。なんせ勝手に王権の象徴を奪って逃げ出したんですから。(PC視点)
アールゥ:竜輝石持ち逃げは立派な犯罪です
レンハ:やむにやまれぬ事情があったのだよ、きっと。(経験者は語る)
レンハ:精神判定は……一人当たり15点だと相当に厳しいね。敏捷で勝てばなんとかなるか。
アールゥ:精神……固定値で15はありますけどね
セラ:あっ、ていうか別に追っかけなくても《緊急招集》すれば戻ってきたんじゃないか
ワッカ:なんてこった(笑)
GM:それはさすがに却下するなあ……(笑)
レンハ:そうだ、判定は全種類含めて一回しか挑戦できないということでいいかな? 精神判定と筋力・敏捷判定を両方試すことはできないという扱いで。
GM:はい、どちらか一方です。決めるのはギルドマスターのレンハさんだ!
セラ:60は厳しい気がするなあ。皆の精神は? え、私? 2だよ。
レンハ:精神は6。ホロ君が固定値で9あるなら、あとはダイス勝負だな。
ワッカ:12あるよ
セラ:たけえ
GM:知力と精神にガン振りしてるんでしたっけ(笑)
ワッカ:「せら! めをさますんだっ!!」所謂精神極
レンハ:あれ、うまくすれば行けるんじゃないか
セラ:固定値35の……
GM:四人分のダイスで8D、期待値28。
セラ:4人だから基本が8dで、ダンシングヒーローは使っていいから9d。
GM:31.5。すてき!
レンハ:敏捷判定だとこちらがフェイトを一点使わざるをえないので、精神判定の方が良さそうだな。そうしよう。
GM:ふと気になって振ってみる 9d6
Dice:9d6 = (9d6:3+2+3+3+5+1+6+5+6=34) = [34]
GM:よ、よかった……いくらなんでも9Dで24は出なかった……
セラ:わーい34が出たので成功だね!
アールゥ:よし、成功ですね
GM:はいはい、それでは精神判定をどうぞ。
セラ:一人ずつやって、出目が悪いようなら《結束》で調整しようか……。
レンハ:やれやれ仕方ないな。残りフェイト的な意味で、ホロ君→アールゥ→己→セラ君、の順で判定しよう。
ワッカ:フェイト…使うべき?
セラ:気楽にでいいですよ。期待値上は楽勝ですから。
GM:ホロさんはもっと自分のフェイトを大切にしてもいいんですよ?
GM:説得や抵抗の際は熱いロールをかますとポイント高いですよ。溜まっても何もないですが!
ワッカ:じゃ、素振りで……
セラ:「ぐわー、なんて強い精神力だ。アイン様、あとは頼みます。」
ホロ:2d6+12 「セラさん!セラさんはそんな人じゃなかったはずです!……むしろこう……世捨て人……と、言うか……」
Dice:2d6+12 = (2d6:4+2=6)+12 = [18]
ホロ:とか?
ホロ:低いよ!
GM:世捨て人というか……世間から浮いているというか……
レンハ:シナリオから浮いているというか……
セラ:ホロくんに竜輝石を投げつけます
GM:だが にぎりしめて はなせない!
セラ:お金を捨てようとしたきりまるみたいだね
GM:懐かしいなあ
GM:さあ、あと42ですよ。次の人、どうぞ。
アールゥ:私ですね。素振りでよろしいですね。 2d6+15
Dice:2d6+15 = (2d6:6+5=11)+15 = [26]
レンハ:そしてこの安心の達成値である
GM:すごいや。あと16!
セラ:んー? レンハさんの精神が6だよね。
セラ:何これ《ダンシングヒーロー》必要?
レンハ:2d6+6 精神判定。
Dice:2d6+6 = (2d6:6+3=9)+6 = [15]
レンハ:必要ない。
レンハ:そうだ、ファンブルしたらどうなるんだろう
セラ:ファンブル防止に《ダンシングヒーロー》。 3d6+2
Dice:3d6+2 = (3d6:6+4+4=14)+2 = [16]
GM:ファンブルした際の達成値は0ですよ。無用な心配だったようですね。
セラ:抜かりなし。
GM:では、レンハさんたちの説得に応じて、セラさんは王の石を手放すことに成功します。誰が受け取りますか?
レンハ:己が預かろう。
アールゥ:それが一番良いですね
セラ:そのまま踏み潰して埋める
GM:了解。精神判定を行なうまでもなく、レンハさんは王の石を普通に持つことができます。
レンハ:精神判定しろって言われたらがっかりする
GM:セラさんはようやく頭の中に響いていた声も止み、いつもの調子を取り戻します。
セラ:「あれ。ここはどこ? 私は誰?」
レンハ:やれやれ。とんだ危険物だ。
アールゥ:ですね……
GM:白色透明の宝石は、神々しくも禍々しい輝きを放っているように見えます。
レンハ:「? 君はセラ君でここはベルクシーレへの道中だ。幸い時間を取られることもなかったし、このまま先へ進もう。」
セラ:「うん、知ってた」 くす。いつもの調子戻ってよかったのかなこれ。いいよね。
GM:おとがめなしでいいんでしょうかこの女。どうしやす、ボス?(誰だよ)
レンハ:原因は大体わかっているので、特に責める気もない。
アールゥ:特に問題はありません。
レンハ:だが本心から裏切るつもりなら……分かるな?
セラ:咎めるつもりがあるなら別にレンハさんと居る必要なんてないもーんとかいいながら逃げ出す→《緊急招集》
GM:何故呼び出されたのか分かっていますね? 的展開
GM:では、再びセラさんを仲間に加えてベルクシーレへと向かうということで、シーンを終了しましょう。
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