○ミドル・シーン10――レンハ
GM:就寝前の遅い時間、私室でルカ=ディエン伯と酒を酌み交わすシーンです。他の人は登場不可。
レンハ:了。
アールゥ:就寝前はまだ仕事が忙しいですね(ぇ)
ルカ=ディエン:互いの杯に手ずから酒を注ぎ、自分の杯を掲げて「乾杯」と短く告げます。
GM:父一人子一人、こんな風に酒を酌み交わすのはどれくらいぶりでしょう。個人的には珍しいのではないかと思うんですが。
レンハ:応えて頂きます。滅多にないでしょうね。
GM:では、互いに一杯目を飲み干し、二杯目を継ぎ足しながらルカ=ディエン伯は口を開きます。
ルカ=ディエン:「呼び出したのは他でもない。例の件について――」 と言いかけて、自分の口調の堅苦しさに思わず苦笑します。
ルカ=ディエン:「どうもいかんな。すっかり、父親としての接し方を忘れておるようだ。」
レンハ:「お互い様です。こうして酌み交わすのもいつ以来か……」
ルカ=ディエン:「ふふ……たまには、こういうこともせねばな。」
GM:そう言って杯を置くと、できるだけなんでもないような口調を心がけながら問いかけてきます。
ルカ=ディエン:「時に、どちらの姫君をお迎えするか、心は決まったのか?」
セラ:……そうか、まさかフェイさんが三人目のヒロイン……!
GM:なにそれこわい
アールゥ:ここでまさかのセラ殿を選択
セラ:なんかドラクエ5っぽい
レンハ:「――悩み立ち止まり続ける訳にも行きません。気持ちは固まったつもりです。」
ルカ=ディエン:「ははは、言うようになったではないか。今朝方の夢で、ク=ドレーグも褒めておったぞ。」
GM:笑いながら、他人の夢に現われるという不思議な力を持ったブルムの長老の名を口にします。
レンハ:「は、長老様が?」
ルカ=ディエン:「ああ。“万の大剣に晒されたとて”……だったか。」 その口調はからかうようでいて、嬉しそうでもあります。
レンハ:ぶっ。
ルカ=ディエン:「お前の心が決まっておるならば、それでよい。とはいえ、婚姻自体はまだ先の話となろう。」
ルカ=ディエン:「なにせ、エグベルト王にはまだ世継ぎがおられぬ。あと三、四年は待つことになるだろうて。」
GM:要するに、王位継承権がらみでごたごたしないようにという、政治的な配慮です。
レンハ:「ゴホン……はい。」
ルカ=ディエン:「それに、姫君の相手が一介の騎士では不足だからな。お前にはその前に、伯爵位を継いでもらわねばならぬ。」
ルカ=ディエン:「これよりは、剣を執ることのみならず、為政者としての心構えを学んでもらうぞ。」
セラ:→《スタンドバイ》
アールゥ:感知が増大……
GM:為政者ってなんだろう
レンハ:「それは……」 世代交代か……。
GM:結局、なんだか親子というより主君と臣下の会話のようになってしまっています。
ルカ=ディエン:「その時が来たならば……お前には“ルカ”の称号と、あれを譲り渡すことになろう。」 と言って、壁にかけられた一振りの剣を示します。
レンハ:「はい、誠意を尽くします。」 と、あれは?
アールゥ:聖剣<ひのきのぼう>
セラ:なんと! あのファストブランドを!
GM:非金属製と思しき長剣ですね。どうやらマジックアイテムらしく、刃は灯りを反射して、薄く虹色に輝いています。
ルカ=ディエン:「儂が里を出る折に、長老の一人より賜ったものだ。竜の鱗でできた剣……ドラゴンソードという。」
セラ:あ、わりと強い
ルカ=ディエン:「中でもあれは、神竜王の鱗で作られた代物という話だが……真偽のほどはわからぬ。その長老も、既に亡くなられたからな。」
レンハ:「何とも神秘的な光沢ですね。」
ルカ=ディエン:「気に入ったか。ならばあの剣に恥じぬよう、これからも励むがよい。」 嬉しさをにじませながら、レンハさんの杯に酒を注ぎ足します。
レンハ:「精進致します。」 会釈を……と、やはり父子の会話には程遠いものだ。
GM:こうして、夜は更けていく……というところで、シーンを終了しようと思います。いいですか?
レンハ:ええ。
GM:では、次のシーンへ。
○ミドル・シーン11――アールゥ
アールゥ:おや……私ですか。
GM:時間帯は前のシーンから、少し夜も更けた頃合です。よってセラさんは登場可能ですが、レンハさんは登場不可。
GM:アールゥさんは給仕の仕事を切り上げ、廊下を歩いていました。
アールゥ:それくらいの時間なら見回りもしますので。
GM:……というところで、さっそくですが感知判定をどうぞ。
アールゥ:……いきなりですか。 2d6+18
Dice:2d6+18 = 9 (2d6: 6+3) + 18 = [27]
GM:まあ、まず失敗しませんよね……(笑)
アールゥ:まあ……通常の達成値なら。(笑)
GM:ではアールゥさんは、窓の外……館の敷地から出て行こうとする人影に気がつきました。
アールゥ:誰だかわかります?
GM:達成値が高かったので、その人影がフェイ侯爵の御者らしきことまでわかります。
アールゥ:尾行したいところですが……さすがに一人では危険でしょうかね?
セラ:チラッチラッされた気がする。
GM:されとけされとけ。(笑)
セラ:じゃあ登場。 「ふあ……。あれ、アールゥさん、どしたの?」 ねむねむ
アールゥ:「これはセラ殿……良いところに……実は……」(かくかくしかじか)
セラ:「つまりその人の頭を撃ち抜けばいいの?」
アールゥ:「頭打ち抜くと脳破壊されて情報引きずり出せませんよ」
GM:どうしてこんなヘッドショット好きに育ったんだろう
GM:その間にも御者は、人目を避けるようにして、正門以外の場所から抜け出していきます。
アールゥ:というわけで、セラ殿を伴って尾行します。
セラ:尾行ねー。一応《シャドウストーク》はあるけど……
アールゥ:私はむしろ邪魔ですね。(笑)
セラ:じゃ一応隠密してついていきまーす。
GM:ははは。では、気づかれずについていけるか、御者との感知対決といきましょうか。
GM:《シャドウストーク》で隠密移動するなら、その場合は自動成功です。
セラ:なんかすごいデコイ臭がするんですが
GM:普通の人には気づかれないんだけど、相手が悪かったなあ……(笑)
アールゥ:あ、念のためセラ殿に《インヴォーク》をかけておきます。
GM:おっと。すみませんが、準備をしていると見失ってしまうということで。
アールゥ:なる……尾行を急いでいただきますか。
セラ:えーとじゃあ、発信機で頭を撃ち抜けばいい?(落ち着け)
御者:さて、それじゃ…… 2d6+12
Dice:2d6+12 = 12 (2d6: 6+6) + 12 = [24]
GM:あっ
アールゥ:ちょ(笑)
セラ:《パリペイティア》!
GM:本当に使いどころかもしれない……(笑)
アールゥ:できるならしますが。(笑)
GM:やるなら許可します。正直すみません!(笑)
アールゥ:では、《パリペイティア》使用。
御者:2d6+12 振り直し、と。
Dice:2d6+12 = 6 (2d6: 2+4) + 12 = [18]
GM:では、そちらも感知判定をどうぞ。
セラ:私は隠密パワーで自動成功ね!
アールゥ:18ですか……勝てますかね? 2d6+18
Dice:2d6+18 = 3 (2d6: 2+1) + 18 = [21]
GM:何言ってんだこのメイド……(笑)
アールゥ:あぶない。(笑)
レンハ:珍しい
GM:では、二人につけられていることにも気づかず、御者はこっそりと街外れに向かい、そこに隠れていた何者かと接触します。
アールゥ:何者でしょうか……
GM:黒っぽい装束を身に纏っているようで、よく見えませんね。二人の会話からは、洞窟……老人……魔術師……人形……といった単語が切れ切れに聞こえてきます。
ワッカ:「それとメイド姿の美少女妖精……」
セラ:ううん? なんかどっかで聞いた話だね。中の人は。(おい)
アールゥ:PL的に了解。(笑) キャラはわかりませんが。
GM:そのうち、御者の方が懐から珠のようなものを取り出し、相手に手渡そうとします。
セラ:うーん、スティールはないなあ(おい)
アールゥ:なんでしょうかね……
GM:二人ともそのまま見ているということでいいですね?
セラ:さて、現場を押さえてボコる手もなくはないけど、どうしよう?
セラ:いやまあボコる理由がまだないんだけどね
アールゥ:怪しい事この上ないですからね……
アールゥ:洞窟で老人の魔術師が人形遊びをしていた……これで正解?
GM:もうしばらく静観するか、思い切って姿を見せてみるか。どうしますか?
アールゥ:どうしましょうかね…………
セラ:珠……
アールゥ:思い切ってみますか?
セラ:よしアールゥさん任せました! いざとなったら後ろからナイフの援護射撃が飛びます!
アールゥ:では……逝ってみます……
レンハ:漢字が
GM:不審者たちの背後に、突然現われる給仕!
御者&黒装束:『!』
GM:御者はとっさに、自分の背後へと黒装束の人物を隠します。
アールゥ:「おや?……これはフェイ侯爵の御者殿ではありませんか。」(すっとぼけて)
御者:「あなたは、館のメイド?……つけていたのか?」 途中で声色が変わります。
アールゥ:「いえ、最近は何かと物騒でして、屋敷の外も見回っているのですよ。」(しらじらしく)
御者:「見え透いた嘘を……この代償は、高くつくぞ。」
GM:ぞっとするほど冷たい声と共に、御者が魔導銃を引き抜いたところで、戦闘に入ります!
セラ:魔導銃! ドガドガ警報!
アールゥ:前に出てますが攻撃手段ありませんからっ(笑)
GM:エンゲージはこちら。御者は黒装束と共に、二人一組のモブとして扱います。 [御者]10m[PC]
御者:そして行動値は驚きの34! 御者34>セラ18>アールゥ11
セラ:たっか
アールゥ:それは驚きです。
GM:では、ラウンド管理を開始します。
第一ラウンド [御者]10m[アールゥ&(セラ)]
GM:セットアップ。御者側はありません。
アールゥ:試しに……セラ殿に《ヘイスト》を。
セラ:あ、私隠密状態なので無理です。
アールゥ:なるほど。
アールゥ:じゃあ、《エンサイクロペディア》。
セラ:《ランナップ》を使った場合、隠密状態って解除されます? 確か隠密のテキストが微妙で解除されるかもしれないとかそういう話があった気がするんですが。
GM:あー、移動を行なうスキルの場合はセーフと判断します。
GM:(困ったものですよね)
セラ:では《ランナップ》で御者から5m離れるように移動しまーす。
セラ:《スニークアップ》併用で挟み撃ちにしても面白いかなと思いましたけど
GM:続いて識別もどうぞ。《GH:アリーナ》で増える分もお忘れなく。
アールゥ:2d6+18 あ、感知と同じだ(笑)
Dice:2d6+18 = 12 (2d6: 6+6) + 18 = [30]
セラ:えっ
アールゥ:おや?(笑)
GM:さっきのお返しか!
GM:では、アールゥさんの慧眼が相手の正体を見抜きました。
エージェント分類:人間 属性:- レベル:18(モブ) 識別値:26
特殊能力:
《インタラプト》 《バタフライダンス》 《キャリバー》 《ガンパード》5
《キャリバーマスタリー》 《デスターゲット》 《ファニング》 《ディフュージョンショット》3
《クイックムーブ》5 《シャドウハイド》 《デスゲイル》5 《アクセルヒット》5 《トップギア》1
解説:各国の軍隊や諜報機関が召し抱える密偵。主に他国へ潜入しての情報収集などを担当する。
GM:変装なんて何の役にも立たない。あとおまけですが、黒装束の方は御伽噺に出てくる“妖魔”、バグベアということもわかりました。
セラ:……あ、火力高い気がする
アールゥ:「アルディオンに妖魔……これは……」
御者:「!……その目のよさが、命取りだったな。」
GM:では、イニシアチブ。
御者:《デスターゲット》からの射撃攻撃をアールゥさんに。 3d6+12
Dice:3d6+12 = 7 (3d6: 2+2+3) + 12 = [19]
GM:り、リアクションどうぞ。
アールゥ:2d6+4 クリのみですね。
Dice:2d6+4 = 7 (2d6: 1+6) + 4 = [11]
御者:では、ダメージロールの直前に《デスゲイル》を使用します。
御者:「……消えろ。」 乾いた銃声と共に物理ダメージ。 2d6+53+12+44
Dice:2d6+53+12+44 = 7 (2d6: 6+1) + 53 + 12 + 44 = [116]
アールゥ:ダメージ高っ。《プロテクション》。 5d6+23
Dice:5d6+23 = 13 (5d6: 4+1+3+1+4) + 23 = [36]
アールゥ:56引いて……60のダメージ。
セラ:勝てなくはないと思う。ただ、アールゥさんには御者にエンゲージしてもらいたいかも。
セラ:(スキル的にアールゥさんがエンゲージしてれば15m先に攻撃が届かない)
アールゥ:了解しました。
GM:ところで今気づいたんですが、このエネミー、射撃攻撃のダメージに《アクセルヒット》が加算されてる気がします。公式エネミーから流用してるんですが……
GM:射撃攻撃のダメージに+25される別スキルに差し替えるような感じで、データはこのままでいきますね。
御者:「ち、ただのメイドではなかったか。」
アールゥ:「頑丈なのが取り柄ですので。」
GM:ではお次、セラさん。
セラ:待機。
GM:アールゥさん、どうぞ。
アールゥ:マイナーでエンゲージ、メジャーで自分に《ヒール》。
GM:あ、それは《インタラプト》!
アールゥ:おや? まあ、そこで使っていただけるならありがたいですね。
御者:黒装束の方が矢を射掛けて、回復を邪魔します。こっちとしてはアールゥさんを始末すれば終わりと考えてますから、長引かせたくないですしね。
セラ:通す……かな。《カリキュレイト》で問題なさそうだし。
アールゥ:です。
GM:はい、待機のセラさん。
セラ:《ウェポンクリエイト》で……挨拶代わりに投げとこうか。《ウェポンシュート》を御者に。
御者:「一人でついてきたのが間違いだったな……っ!?」
アールゥ:「……ふふ、それはどうでしょうか。」
セラ:あ、《フェイント》持ってるの忘れてた! これも使う。
GM:……あ、そういえば明度のこと考えてませんでした。
GM:月明かりで明度2なんですが、互いにペナルティが入る場合は無視して計算するので問題ないですね。
アールゥ:←メイド
セラ:!?
GM:メイドのことはいつも考えてる
セラ:3d6+21
Dice:3d6+21 = 9 (3d6: 1+2+6) + 21 = [30]
セラ:3d6+21
Dice:3d6+21 = 12 (3d6: 2+5+5) + 21 = [33]
GM:33ですね。固定値高ーい。
セラ:33を選択して暗闇からナイフ飛び。
御者:《シャドウハイド》で回避を試みる! 3d6+8
Dice:3d6+8 = 8 (3d6: 5+2+1) + 8 = [16]
アールゥ:《チェックメイト》。 5d6+4
Dice:5d6+4 = 15 (5d6: 2+4+1+6+2) + 4 = [19]
アールゥ:今日はどうも期待値以下ですね……目が……
GM:ためらいなく! ダメージどうぞ。
セラ:2d6+39+19 物理。「こんな夜中の一人歩きは危ないからねー。」
Dice:2d6+39+19 = 6 (2d6: 1+5) + 39 + 19 = [64]
御者:「ぐっ……」 突如現われたセラさんを忌々しげに睨みつけます。まだHPは100点ある。
セラ:100点は……防御にもよるけど、2回投げないとダメかも……
GM:クリンナップはなし、と。
第二ラウンド [御者&アールゥ]15m[セラ]
GM:セットアップ。何かありますか?
セラ:《クイッククリエイト》《ウェポンクリエイト》。
アールゥ:セラ殿は隠密は解除?
セラ:解除ですね。
GM:《ウェポンシュート》した時点で解けてますね。
アールゥ:では《ヘイスト》をセラ殿に。 2d6+7
Dice:2d6+7 = 9 (2d6: 6+3) + 7 = [16]
アールゥ:4d6+4
Dice:4d6+4 = 19 (4d6: 5+2+6+6) + 4 = [23]
セラ:わーい行動値41!
GM:追い抜かれてしまった。
アールゥ:そして《カリキュレイト》の使用宣言をしておきます。
GM:では、イニシアチブ。割り込みから。
アールゥ:《カリキュレイト》で割り込んで自分に《ヒール》を。 2d6+7
Dice:2d6+7 = 7 (2d6: 4+3) + 7 = [14]
GM:さすがにもう邪魔できないなあ。
アールゥ:成功。 11d6+25
Dice:11d6+25 = 32 (11d6: 1+6+5+2+3+3+1+4+1+2+4) + 25 = [57]
アールゥ:おしいですね……あと3点……全快しませんでした。
GM:この半永久機関!
GM:続いてセラさん。
セラ:《ウェポンクリエイト》《ウェポンシュート》《フェイント》! 3d6+21
Dice:3d6+21 = 13 (3d6: 4+3+6) + 21 = [34]
セラ:3d6+21
Dice:3d6+21 = 10 (3d6: 2+6+2) + 21 = [31]
セラ:34。MPの減りがすごい。
GM:3d6+8 《シャドウハイド》!
Dice:3d6+8 = 14 (3d6: 4+5+5) + 8 = [22]
GM:無念。ダメージどうぞ。
アールゥ:《チェックメイト》。 5d6+4
Dice:5d6+4 = 21 (5d6: 3+4+6+4+4) + 4 = [25]
アールゥ:期待値が戻ってきた
セラ:100点は一応超えるけど……。物理。 2d6+78+25
Dice:2d6+78+25 = 9 (2d6: 3+6) + 78 + 25 = [112]
GM:……わはははは。残りHP6!
GM:またこんなんか!
セラ:あらら。また撃ち漏らし……うーん、ちょっと修行しなおそうかなあ。
御者:「ぐはぁッ!……こ、こんなところでは……!」
GM:次は御者ですが……逃げるよなあ。
セラ:ただまあ、追いかけっこになったら多分負けないだろうなあ、とは……
御者:黒装束ともども、メジャーで離脱して39m離れます。このままエンゲージされずにメインプロセスが回ってきたら、そのまま逃走しますね。
GM:クリンナップ、《ヘイスト》の効果が切れると。
第三ラウンド [御者]39m[アールゥ]15m[セラ]
GM:セットアップ。ありますか?
アールゥ:どうしましょうか……
セラ:……《ヘイスト》は必須ですね。
アールゥ:ですね……セラ殿に《ヘイスト》。
GM:《インタラプト》はこういうときのために取っておくべきですよね。まったく早まりました。
アールゥ:2d6+7
Dice:2d6+7 = 7 (2d6: 5+2) + 7 = [14]
アールゥ:4d6+4
Dice:4d6+4 = 14 (4d6: 1+6+4+3) + 4 = [18]
セラ:……うーん、《ランナップ》かなあ?
GM:ははは、追いつけるものなら追いついてみろー。(フラグ)
セラ:この場合、《ランナップ》の移動力はおいくつ?
GM:行動値自体はアールゥさんよりもセラさんのほうが高いですから、《ランナップ》で移動してから《ヘイスト》をもらうことになりますね。
セラ:じゃあ23m、御者に近づこうっと。距離計算大変ねこれ。
GM:では、イニシアチブ。セラさんから。
セラ:御者に11m近づいてフェイトで《バーストブレイク》の封印解除、御者に使う。
GM:なるほどっ!?
アールゥ:確実なトドメですね。
セラ:クリティカルで逃げられたりしても癪だからね。確実にいく。精神。 2d6+2
Dice:2d6+2 = 2 (2d6: 1+1) + 2 = [4]
セラ:……。
GM:……。
セラ:えーと、リロールしまーす。
GM:うん、そうしてくださーい。
セラ:なんか急に怖くなってきたんですけどー。 2d6
Dice:2d6 = 8 (2d6: 3+5) = [8]
セラ:よかった。
アールゥ:最後にオチが(笑)
GM:リアクション不可と。ダメージどうぞ。
セラ:HPダメージ。あっそっちに逃げたら地雷が!(違うだろ) 2d6+33
Dice:2d6+33 = 7 (2d6: 1+6) + 33 = [40]
御者:うわああどかーん。HPダメージをもろにくらって戦闘不能です。
御者:「が、はっ……!」 御者と黒装束が、その場にどさりと倒れます。
セラ:「……いまさらだけど倒しちゃってよかったのかな。よかったんだよね?」
GM:……ここで、感知判定をどうぞ。
アールゥ:はい。 2d6+18
Dice:2d6+18 = 5 (2d6: 2+3) + 18 = [23]
セラ:なんとなくいらない気がするけど《ダンシングヒーロー》しとこ。 3d6+9
Dice:3d6+9 = 12 (3d6: 2+6+4) + 9 = [21]
GM:お、では二人とも気がつきました。御者たちが倒れた途端、かちっと何かが作動する音がして、こっ、こっ、こっ……と一定のリズムで音が聞こえます。
アールゥ:自爆缶?(笑)
セラ:えっとそれはひょっとして御者から?
GM:ええ、御者から。
セラ:《ストップトラップ》はいらないかなあと思ってとってないんだよね
GM:……というわけでアールゥさん、最後に何か行動はありますか?
アールゥ:「……これは……」 御者から少し離れます。
GM:では、クリンナップ。
GM:こっ、こっ、こっ、こっ――
GM:――カッ!
アールゥ:こけこっこー
GM:どんなオチだっ!?
アールゥ:失礼しました……つい(笑)
GM:しゅぼっ、とくぐもった音があっけなく響いたかと思うと、御者と黒装束の姿は完全に消滅していました。
セラ:「……あれ?」
GM:残されたのはわずかな焦げ痕のみ。
アールゥ:「……証拠は残さない……と、いうことですか」
セラ:ちょっと! ドロップ品はっ!?(そっちかい)
GM:えへっ、そのせいで実はないんだ☆
アールゥ:珠はー?(笑)
GM:こうして、夜更けの尾行劇は終わりを告げます。
ワッカ:「組織のために……わかるな?」(こっそり)
アールゥ:身内に裏切り者がいました……ワッカです(ぇ)
アールゥ:珠も無くなりました?
GM:珠については……果たしてなんだったんでしょうね。ふふ。
GM:所持品もすべて破壊されてしまいました。
セラ:《バーストブレイク》の威力が高すぎたようですね
GM:せらさんすげー
アールゥ:では、ドロップ品の弁償をセラ殿の懐から(略)
GM:しっかりしてるぜ!(笑)
ワッカ:「あーるぅは大切なモノを奪って(略)」
アールゥ:「ともかく……フェイ侯爵が妖魔と繋がっている……ということですね。」
セラ:「……はあ、フェイさん何やってんだろ……」
GM:最後に確認しておきたいのですが、この夜に得た情報をどうしますか?
セラ:とりあえずディエンさんあたりに報告するのはありかも。姫君は微妙だけど。
アールゥ:ディエン伯とレンハ殿には報告します。
GM:了解しました。では、シーンを終了します。
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