○ミドル・シーン4――セラ
GM:では最後に、セラさんの短いシーンを。
セラ:引き伸ばす!ここまできたからには!(やめろ)
※午前零時前の攻防。
GM:侯爵の乗っているという馬車を追って、シャンパーへと戻ることにしたセラさん。
GM:追いかけるときはどうします? 十分に距離をとるとか、同行させてもらうとか、あるいは追い越してしまうとか。
アールゥ:サクっと
GM:曲者だーっ!
セラ:追い越すッ! うおおおダアアアッシュ
セラ:見失わない程度に距離をとってのんびり歩く。6時間は長いよね。
GM:では、馬車が休むのに合わせて休んだりしつつ、その日は四、五時間歩いたところで日が暮れます。
GM:シャンパーまではもう少しですが、侯爵一行は日を改めて街に入るつもりらしく、大掛かりな野営の準備が始まります。
GM:ちゃんと料理人なんかも連れて来ているようですね。
GM:一方セラさんは……どうします?
セラ:……んー。わざわざ野営までして追っかける必要はなさそうだから……
セラ:追い越してシャンパー入りしようかな。日が暮れてるっていっても多少大丈夫だよね?
GM:防衛上の観点からは褒められたことじゃないんですけどね。まあ、急いで行けば間に合うということで。
GM:では、既視感の正体を確かめる間もなく、急ぎシャンパーに入るということで、シーンを終了しましょう。
セラ:はーい。引き伸ばしの観点からいえば間違いだった。(えっ)
GM:……あ、そうだ。せっかくなので、最後に敏捷判定をどうぞ。
セラ:《ダンシングヒーロー》 3d6+9
Dice:3d6+9 = 6 (3d6: 1+4+1) + 9 = [15]
セラ:び、微妙……
GM:そのままで?
セラ:まあ、そのままでいいや。15あれば十分でしょ?(フラグ)
GM:2d6+2d6
Dice:2d6+2d6 = 4 (2d6: 2+2) + 6 (2d6: 5+1) = [10]
GM:そうですね、十分ですね。(にこにこ)
GM:では改めて、シーンを終了します。
○ミドル・シーン5――ホロケウ
GM:ホロさんの帰省から、一晩明けた翌朝のシーンです。
ホロ:はい。
GM:師匠は結局、帰ってきませんでした。代わりにというわけではないですが、今日も朝から、ケリィが子供達を連れて遊びの誘いに来ます。どうしますか?
ホロ:さすがに帰省中遊びまくって師匠に会わず帰ったら馬鹿ですから、ちょっと村に聞き込みに行きますかね
ホロ:「お師匠様どこかにいくとかいってませんでしたか?」 みたいな感じで。
GM:では……
アールゥ:おじいさんは山へ芝刈りに……
GM:まあそれで間違ってないんですが……(ぇー)
ケリィ:「水臭いなあ、そういうことならオレたちも手伝うぜ! 人手は多いほうがいいだろ?」
GM:というわけで、情報収集をどうぞ。【感知】判定で難易度は12です。
アールゥ:12……私なら固定値で成功ですね
GM:本当にもう以下略
ホロ:2d6+7 はいぃ。
Dice:2d6+7 = 5 (2d6: 3+2) + 7 = [12]
GM:ピタリ賞。
ワッカ:ぎりぎり。
農夫:「先生? ああ、そういや、夜にしか採れない薬草がどうとかで、あの辺に行くって言ってたよ。」
GM:と、農夫の一人が教えてくれます。農夫は山中の一方を指し示すんですが……それを見て、ケリィが怪訝そうな顔つきになります。
ホロ:「どうかしたの? ケリィ。」
ケリィ:「あ、いや……昨日ちょっと話したあれでさ。弟が馬車の音を聞いたとかいうのも、あっちの方なんだよ。」
ワッカ:ご主人様のお師匠様拉致疑惑
ワッカ:これでご主人様のお師匠様がすっごい美女ならいくらでもらちられてOKだけど(略)
GM:ブレないなあ(笑)
ワッカ:夢はお嫁さん♪
ワッカ:異種間結婚ってファンタジーの醍醐味だよね!
アールゥ:夢は実現しないから夢なんですよね……
ワッカ:奇跡は起きるから陳腐って言うんです!
GM:話を進めましょうか。(スルー)
ケリィ:「どうする、行ってみるか?」
ホロ:「そうだね、何かあるかもしれない」
ホロ:何か胸騒ぎもするし……セラさん無事に帰れたかなぁ。(違)
GM:今頃血で血を洗う抗争の真っ只中ですよ
GM:では、ホロと愉快な仲間たちは、噂の現場までやってきました。周囲はごく普通の山の中で、特別なものは何も見当たりませんが……
ワッカ:「ケリィは……男だよね? 女の子だったりしないよね? 私たち友達だよね?」とかいいながら。
ケリィ:そういう趣味はねぇよ!
ワッカ:「こっちにだってないよ! 女だったらライバルだなとおもっただけだよ!」
GM:ここで、【知力】か【感知】で判定をどうぞ。難易度は一緒ですが、それぞれ分かることはちょっと違います。
ホロ:知力で行ないます。 2d6+11+2
Dice:2d6+11+2 = 9 (2d6: 3+6) + 11 + 2 = [22]
GM:ではホロさんは、山肌の一部に違和感を覚えました。少し頭を働かせると、その部分は山肌の幻影が映し出されているだけということに気がつきます。
GM:というわけで、山肌に仕掛けられていた《フールイリュージョン》が解除され……そこには、洞窟の大きな口が姿を現わします。
ホロ:洞窟……? こんなところに……
GM:ちなみに《フールイリュージョン》は誰かが気づけば解除されるので、ケリィたちにも洞窟は見えています。
ホロ:比較的最近掘られたものですかね? ケリィ知ってた?
GM:年季の入った洞窟ですね。
ケリィ:「あ、あれ? あんなのあったっけか……?」
ホロ:知らないか……
GM:ただし奥行きはほとんどなく、すぐに行き止まりになっているようです。
ホロ:足跡みたいなのありますか? 複数とか。
GM:足元を調べてみるなら……そうですね、エリア探査(感知判定)でどうぞ。
ホロ:2d6+7
Dice:2d6+7 = 7 (2d6: 3+4) + 7 = [14]
GM:では残念ながら、周辺に足跡の類は見当たりませんでした。
ホロ:まぁ、入ってみるかぁ。(楽観)
ケリィ:「あ、おいホロ! 気をつけろよ!」 と、子供達と一緒に洞窟の前で待ちます。
ホロ:「うん、そこでまってて!」
ホロ:注意しながら入ってみます。
GM:では、大きな洞窟に足を踏み入れてみると、5mも行かないところで行き止まりになっています。
GM:……が、ここでまた感知判定をどうぞ。
ワッカ:そこには白骨死体がっ
GM:たたらたっ たたら たーらー
ホロ:かさすか
ホロ:2d6+7 オトギリソウ?
Dice:2d6+7 = 10 (2d6: 6+4) + 7 = [17]
GM:では……残念ながら、それだと何も分かりません。
GM:あ、難易度言うの忘れてた
ホロ:ですねっ
GM:うーん……こっちのミスなので、振り直しを認めます。ちなみに難易度は18でした。
GM:(素で振ると大抵失敗するレベル)
ホロ:ありがとうございますー。フェイト1点使っておきますー。(※振り直しに)
ホロ:2点つかいますー。 4d6+7
Dice:4d6+7 = 14 (4d6: 3+5+2+4) + 7 = [21]
GM:お見事。
ホロ:1点だと危なかった……
GM:では、入り口の大きさに比べると、洞窟の奥行きは不自然なほどに狭いことに気がつきました。その上で、よく目を凝らしてみると……
GM:洞窟の奥の壁に仕掛けられていた《イリュージョン》が解けて、金属製の大扉が現われます。
ワッカ:鍵のかかるような扉ですか?
GM:はい、見たところ《鍵A》がかかっているようです。
ホロ:鍵A……どこかで探すタイプ?
GM:トラップ解除できるタイプですね。解除値は18ですが、他にも破壊してしまうことも出来ます。
GM:その場合はHP10、防御は0/0で。
ホロ:解除は……絶望的だから壊すかな? 魔法使いらしく。
GM:シーフがいないとそうなりますよね。
ホロ:殴り。
GM:!?<まほうつかいらしくなぐる
ホロ:杖で殴る?
GM:はーい。鍵は当然回避しませんので、命中判定に続けてダメージをどうぞ。
アールゥ:今日から君も魔法戦士だ
GM:魔法戦士ホロケウ 火曜夜7時から絶賛放送中!
ホロ:2d6+3
Dice:2d6+3 = 10 (2d6: 4+6) + 3 = [13]
ホロ:2d6+3
Dice:2d6+3 = 2 (2d6: 1+1) + 3 = [5]
ワッカ:半分くらい壊れたかな?
GM:がつん! 一発では鍵は壊れませんでしたが、ここでトラップが作動します。
ワッカ:ナンダッテー!
GM:まあ、ただの《警報装置》(オリジナル)なんですけどね。扉の向こうに報せが届いたようです。
ホロ:冒険者たちは嫌な予感に身を震わせた的な……
ホロ:アラームと言うとブルーリボン取りにいくの思い出す
ケリィ:「おーいホロ、なんか今ぶつけた音してなかったかー?」 と、洞窟の前から声が届きます。
ワッカ:「なんでもないでござる! ちょっと拙者がこけただけでござる!」
ケリィ:「ぎゃ、逆に心配になるくらい痛そうな音だったんだが……」
GM:とりあえず、扉の向こうから誰かが出てくるということはないようです。どうします?
ホロ:ううん、何かやばいのが出てきたらまずい……とりあえずケリィには帰ってもらったほうがいいかもしれない。
GM:じゃあ、ケリィはホロさんに説得されて、子供達を連れて村に帰りますね。
ケリィ:「何があんのか知らないけど……気をつけろよ。」
ワッカ:「これで二人っき(略)
ホロ:さてどうしよう……
ホロ:ドア破壊>進入 しかせんたくしがないよねもう……(汗)
GM:メタ的に怪しいのはここだけですからね。
ホロ:攻撃魔法を使うほどでもないしなぁ……後5点だし。
アールゥ:魔法使いなら拳で語るべきですよ(待て)
GM:私の知ってる魔法使いと違う
ホロ:殴り壊す方向で!
ワッカ:シーフがトンズラしたからね
GM:かかってこーい。
ホロ:2d6+3
Dice:2d6+3 = 4 (2d6: 1+3) + 3 = [7]
ホロ:2d6+3
Dice:2d6+3 = 4 (2d6: 3+1) + 3 = [7]
GM:ばきっ。鍵は完全に壊れて、扉が開閉可能になりました。
ホロ:身構えておく。
GM:しばらく待ち構えてみましたが、やはり扉の向こうから誰かが出てくるということはありません。
ホロ:何も出てこないのを確認した後、注意しつつ進入……
GM:では、扉の向こうへ進むというところでシーンを終了しましょう。
GM:最後に、すっかり忘れてたんですが……師匠に対するコネクションを結んでおいてください。やり直し前に「恩人」で結んでたんですがうっかりと。
ホロ:恩人でいいと思います!
ホロ:念のため、師匠ってラングトトラ……じゃない、ガンダルフみたいなイメージでいいんですよね?
アールゥ:ラングロトラ?
GM:あー、ヒゲのイメージはありませんでした。生やします?
アールゥ:東方不敗でいいんじゃないですか?
GM:だから私の知ってる魔法使いと違うってそれ!(笑)
ワッカ:同じ東方ならマリサのが……
GM:まあ、PLの希望通りで問題ないですよ。ともあれ、シーンを変更しますね。
ホロ:了解です。
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