○オープニングフェイズ・シーン1
GM:まずはレンハさんのシーンから。アールゥさんやホロさんも登場は任意とします。
GM:ジョール山脈の片隅で、黒竜を退治してから半年が過ぎました。
レンハ:月日が経つのは早いものだ。
アールゥ:まったくです。
GM:その間にグラスウェルズは南方での戦争に勝利。隣国メルトランドからリド・エルマム地方を奪取し占領したことで、ついに“大陸最強”と呼ぶ者も出るほどに勢いをつけています。
GM:自ら最前線で剣を振るったエグベルト王が、王都ベルクシーレにいざ凱旋しようという、春の季節のこと……
GM:レンハさんは、父であるディエン伯の私室に呼び出されています。前回の謁見の間ではありません。
レンハ:私室か。何の用だろう。
GM:アールゥさんやホロさんも同席して構いません。二人にも関係のある内容なので。
ホロ:それでは参ります~。
アールゥ:では、失礼して……
レンハ:「父上。ご用ですか?」 二人も同席してる、というのがちょっと気にかかるが。
ディエン:「うむ。」 ディエン伯は人払いを済ませた後、いつもの威厳ある口調で語り始めます。
ディエン:「話というのは他でもない。お前が先日連れ帰った黒竜の仔……そして共に持ち帰った、あの竜輝石についてのことだ。」
レンハ:「はっ。」
GM:例え報告してなかったとしても当然のように知ってます。そういう人物です。
ワッカ:ふむふむ。
アールゥ:「……失礼します。」 と紅茶をディエン伯、レンハ殿、ホロ殿の順に入れて出します。
ディエン:適温の紅茶を一口で飲み干し、伯爵は言葉を続けます。
ディエン:「お前も知ってのとおり、我がグラスウェルズは南方の戦に勝利し、領地を広げた。メルトランドもしばらくはそちらに目を向けよう。」
ディエン:「この機にお前には、黒竜と竜輝石を、“竜人の里”ブルムへと護送してもらいたい。」
GM:ブルムとは、大陸各地にある中でも最大のドラゴネットの集落で、グラスウェルズの北に位置しています。
GM:ディエン伯もそこの出身ですね。彼の持つ「ルカ」という称号も、「集落を守る戦士」を意味します。
レンハ:「……。」 目を細める。 「承知いたしました。必ずや送り届けましょう。」
ディエン:「うむ。……理由は、聞かずともわかっておるのだな?」 確認。
セラ:竜を盾にすれば無敵だからですよね! わかります
ワッカ:ちょ(笑)
GM:それは最前線で使うべきじゃないかな
アールゥ:本国に知られると色々問題が起こるからでしょう。竜輝石がありますから。
ホロ:ですよね。
GM:半分の半分正解です。知られてまずいのは本国だけではありませんし、問題となるのは竜輝石だけではありません。
レンハ:「時代が時代ですから。私は騎士。主のために動くのが私の務めです。」
ディエン:その言葉にディエン伯は、ひとまず満足したように頷きます。
ディエン:「この任は非公式、かつ秘密裏に行なうものとする。よって護衛の兵はつけぬし、道中で身分を明かすこともしてはならぬ。」
ディエン:「そこで……アールゥ、ホロ君。レンハに同行した上で、その手助けを頼みたい。」
アールゥ:「かしこまりました。」(一礼)
ホロ:お師匠様に断らず勝手にいっても大丈夫なのだろうか……
GM:竜輝石の行く末を見るために村を出てきたわけですし、師匠もある程度のことは覚悟しているでしょう。
ホロ:そういうことなら……
アールゥ:師匠殿にはこちらから使いの者を寄こしておきましょう。
GM:少し長い旅に出るというだけで、詳細は伝えられませんけどね。
ホロ:ですねぇ。
アールゥ:それで十分でしょうし、師匠殿なら察しはついてるでしょう。
ホロ:「そういうことであれば……。僕でよければお手伝いさせてください。」
ディエン:「黒竜の仔の檻と、それを積むための馬車はこちらで用意する。それから、これは旅費だ。持っていくがいい。」 と、伯爵はレンハさんに6000Gを渡します。
レンハ:「有り難く頂戴します。」
レンハ:ちなみに、ただの一地方が竜輝石という大きな武器を隠し持っているということが問題なのではなかろうか、と個人的に思ってる。
アールゥ:竜輝石というだけで争いの種には十分ですからね
GM:何せ伝説のマジックアイテムと凶兆の黒竜のコンボです。いくらでも難癖つけて侵攻の理由にできます。
アールゥ:「それでは道中の食料等の用意をいたします。」 と言って準備に向かいます。
ディエン:「里への手紙も持たせるが……お前にとっても里帰りだ。じっくりと見て回ってくるがいい。」 ディエン伯がふと父親としての表情を見せたところで、シーンを終了しましょう。
レンハ:頭を下げる。承知した。
GM:では次のシーン。
○オープニング・シーン2
GM:それから数日後、アールゥさんのシーンです。
アールゥ:私ですか。
GM:準備を整えてブルムへと旅立った三人は道中、領内でも大きめの街である“網目の街”グロークに立ち寄っています。
GM:日持ちしない食糧の買い足しなどが主な目的ということで。
アールゥ:なるほど。
GM:ホロさんも同行者として自動登場です。レンハさんも、黒竜の仔のもとを離れてよければ登場して構いません。
ホロ:らじゃ~。
レンハ:万が一ということもあるし、見張っておく。買い出しは任せた。登場は遠慮しておこう。
GM:さて、街の様子ですが……南の戦勝の報はこの街にも届いており、人々は大いに沸いています。
通行人:「エグベルト王、ばんざーいっ!」『ワアアァァーッ!』
GM:表通りには屋台が立ち並び、人通りは途切れることを知りません。
ホロ:「大きな町ですねぇ……」 と誰に言うわけでもなく驚いてます。(おのぼりさん)
アールゥ:「そうですね。」
GM:十年以上前の記憶がなく、村で過ごしていたホロさんにとっては見るもの全てが新鮮でしょうね。知識としては得ていたかもしれませんが。
通行人:『そーれイッキ! イッキ! イッキ! イッキ!』
通行人:「……っ、ぷはぁー!」『オオォォォーッ!』
セラ:農民の反乱かと一瞬
アールゥ:「さて……早く買出しをしないと……」
ワッカ:おかしい! 最近ご主人様のまわりに女が多い気がする!(と無駄に焦燥感)
GM:あちこちでは催し物も行なわれているようで、誰もが騒がしく、また楽しそうにしています。
アールゥ:そんな中でも無表情です
GM:と、浮かれた人々の波が、二人にも容赦なく押し寄せてきます。
ホロ:無表情で流される?!
GM:身長の低いホロさんなどは、あっという間に姿が見えなくなってしまうほどです。
アールゥ:はぐれないように手を繋いでおきましょう。
ワッカ:そんな二人を見ながら「私でいいじゃん! 私十分可愛いじゃん!」(ヤンデレフラグ)
ホロ:「ありがとうございます……」
GM:繋いだ手は、お互いに何かを思い起こさせるものだったかもしれませんが……
通行人:(どんっ)「おおっとぉ!」 と、ぶつかった通行人によって、二人の繋がりは解かれてしまいます。
GM:やがて人の波が去った後、アールゥさんのそばにホロさんの姿は見当たりません。
通行人(ワッカ):「あぶねぇぞ!」
アールゥ:「……っと……すみません。」 と謝ってホロ殿を探します。
GM:表通りには人が多く、その中から子供一人を見つけ出すのは容易なことではありません。
GM:このまま探し続けても構いませんし、一旦レンハさんの下に戻ってもいいかもしれません。どうしますか?
セラ:迷子放送で呼び出してもらいましょう
GM:錬ッ金ッ
アールゥ:……まあ、外見は子供でも中身はしっかりされてますし……買い物を済ませていったん宿に戻ります。
GM:外見は無表情でも、内心に思うところはあり。かすかな不安を覚えつつも、宿に戻るというところで、シーンを終了しましょう。
ホロ:あ~れ~(流されてる)
GM:流されてグローク
○オープニング・シーン3
GM:続いては、セラさんのシーンです。
セラ:わーい。
GM:秋の山村での穏やかな日々から半年。春を迎えて少し大人びたあなたは、ここグロークで今日も見事に食い扶持を稼いでいました。
GM:浮かれた大衆は絶好のカモ。街頭で一つ奇術を披露するたびに、面白いくらい小銭が飛んできます。
セラ:ふふん。もう一人旅も慣れたしね! 行き倒れたりしないよ!
アールゥ:そして……「み……みず……」
GM:街中なら行き倒れる心配もありませんしね。
GM:そんな中、通りすがりの人々が、こんな噂話をしているのを耳にします。
通行人:「ほんとかよー? お前、いっつも大げさだから……」「いやいやマジマジ! なんかすげぇ豪華な馬車見た奴がいるんだって!」
通行人:「祭りの仮装とかじゃねーの?」「いや、もっと本格的っていうかさー。あれはまじで王族とか貴族とか、なんかエッラい人のだって!」
セラ:ソースを出せ!
ワッカ:ウスターかトンカツか……
GM:オイスター
通行人:「そんなのがなんでこんな街に来るんだよ?」「それはほら、王の遠征がうまくいったことを記念してとかさ……」 と、遠ざかっていってフェードアウト。
セラ:「ふーん、王族ねえ」 と、一応。でも噂じゃなあ。
GM:噂の真偽はともあれ、今日の分の稼ぎも済みました。一旦宿に引き上げましょう。
セラ:ちょっと最近の稼ぎようはびっくりするよね。パフォーマンスの効果が3倍になってもおかしくないよね。ないよね!
GM:おかしーし
GM:人通りの多い表通りを使うもよし、複雑な裏路地を使うもよし。人口増加に伴い乱立された集合住宅の織り成す裏路地の複雑さが、“網目の街”の由来です。
セラ:まあ、慣れてる街ではないですし、表通りを使うべきですよね。
セラ:街で行き倒れてしまう
GM:では表通りを帰ろうとすると、往来の真ん中で何やら渋滞が起きています。
セラ:《スニークアップ》で抜ける
GM:華麗にスルー!? ええい、状況から[封鎖]扱いだ!
セラ:スニークアップの効果に封鎖されないって書いてあった! いや、スルーしないけどね
GM:くっ……!
GM:渋滞の中心では、白地に金の縁取りという華美な鎧を纏った二人ほどの騎士が、通行人たちを呼び止めて何やら訊いているようです。
ワッカ:わっしょいわっしょい
GM:ちょっとした検問のようになっており、一度捕まると無駄に時間を食いそうです。
セラ:そこらへんの人を捕まえて聞いてみよう。 「これは、何かあったんですか?」
通行人:「さあ?」「なんだろうな、人探し?」
GM:と、騎士たちがちょうどセラさんの話しかけた通行人に目をつけて、話を訊きに寄ってきます。巻き込まれますか、巻き込まれませんか?
セラ:ちょっと面倒そうなので退散しようかな。
騎士:「そこの君たち、ちょっと……」
GM:では、「なんで俺がー!?」と嘆く通行人を尻目にその場を立ち去るというところで、シーンを終了しましょう。
セラ:はーい。
セラ:隠密移動マジ便利
アールゥ:ある意味GM泣かせですが(笑)
○オープニング・シーン4
GM:ホロさんのシーンです。絶賛迷子中!
ホロ:はーい。
GM:人の波に押し流され、アールゥさんとはぐれたあなたは、気がつくと裏路地をさまよっていました。
GM:ここは一体どこなんでしょうね。自分は一体誰なんでしょうね。
ホロ:「ひどい目にあった……。」
ワッカ:「死ぬかと思いました……。」
GM:もみくちゃにされたら潰れてもおかしくないですもんね妖精。
ホロ:「ここはどこだろう……こんなことならワッカをアールゥさんの所において行かせておけばよかった……」
アールゥ:一応はぐれた際には宿で集合くらいの打ち合わせくらいはしてるかと思いますよ?
GM:問題はむしろ宿どこー?
GM:……しかし、一難去ってまた一難。迷子の迷子のホロケウさんに、がっちゃがっちゃと金属を触れ合わせるような足音が近づいてきます。
ホロ:「ん……?」
騎士:やがて路地の先から現われたのは、白地に金の縁取りという華美な鎧をまとった騎士でした。
騎士:「むっ!?……子供、そこで何をしている!」 と、騎士は険しい声で駆け寄ってきます。
ホロ:「すいません、道に迷ってしまって……大通りに行くのはどうすればいいでしょうか?」
ホロ:とか無難で戻りやすそうなランドマークを聞いてみる。
騎士:「なんだ、ただの迷子か……」 騎士はほっとしたような残念なような溜息をつき、 「悪いが他を当たれ。お前に構っている暇は……」
アールゥ:そして後を見せた隙に《コキュートs
GM:と、騎士がすげなく去ろうとしたところに、 「何事ですか?」 と女性の声がします。
GM:慌てて騎士が振り返ると、そこには同じ格好の騎士を従えて、一人の凛々しくも可愛らしい女性が歩いてきています。
ワッカ:「また女!?」
GM:彼女も白地に金の縁取りをした、こちらは軽装の鎧を身につけています。金髪と白い肌に対してあつらえたようにぴったりで、茶色の瞳がそこにアクセントを与えています。
ホロ:なんだか神々しそうなイメージなので、ちょっとたじろぎますかねぇ?
ワッカ:「ご主人様、何か探しものですかね?」
ホロ:「なんだろう……」(いろいろ考えている)
騎士:「姫様!……いえ、ただの迷子です。我々には関係ないかと……」
姫:「そういうわけにもいかないでしょう。貴方、大丈夫?」 と、姫様と呼ばれた女性はホロさんに微笑みかけます。近くで見ると、まだ歳若い少女であることがわかりますね。
ホロ:「あ、ありがとうございます。旅の者ですが、人の多さに驚いてしまって道に迷ってしまって……」
騎士:子供らしからぬ礼儀正しさに、騎士たちは少し驚くと同時に警戒します。子供のような容姿で油断させるフィルボルの間者というのもありえることなので。
ワッカ:ホロは自分の情報をもらさまいとしているのだけど、ワッカには照れてあがっている様に見えて、そんなご主人様にちょっとジェラシー
GM:妖精マジ大活躍ですね
姫:「そうだったの。それならば、表の通りまで送ってあげましょうか。」
騎士:「姫様! そのような誰とも知れぬ者に……」
姫:「困った時はお互い様でしょう。……ねえ貴方、お名前は?」
GM:と、安心させるように微笑を浮かべたまま名を尋ねます。
ホロ:「ありがとうございます、、えぇと僕は……ホロといいます。」
ホロ:(偽名を使うのはやりすぎかなと思った)
姫:「ホロ……珍しいけれど、いいお名前ね。」
ホロ:「ありがとうございます、そんな風にいって貰える事はなかなかないので照れますね。」
GM:ホロさんマジ大人
姫:「私は、クリスティアナ・グラスウェ――」
騎士:「姫様!」 と、騎士たちが慌てて制止に入ります。
ワッカ:「ぐらずうぇ……?」(ひそひそ)
GM:そこまで言ってしまえばもう手遅れですね。それに続く名字は、この国でも特別な一族にしか与えられていません。
ワッカ:「ぐ、ぐらずうぇーるどヴぁりえーる」
ホロ:「綺麗なお名前ですね。」 後ろのほうは聞こえないフリで。
クリスティアナ:「ありがとう。」 騎士たちを軽く睨みつけてから、微笑み直して答えます。
クリスティアナ:「では、表の通りまで一緒に行きましょう。そのついでに、訊ねたいことがあるのだけれど……」
GM:姫は騎士たちの先導を受け、ホロさんを促して歩き出しつつ、そう申し出ます。
ホロ:「あ、はい、なんでしょうか? 僕でわかることならいいのですが。」
クリスティアナ:「そんなに難しいことではないから、安心してちょうだい。」
クリスティアナ:「ホロ、私と同じ顔をした子を見かけはしなかった?」
ホロ:「おなじ……顔を……?」
ワッカ:「した……方……?」
クリスティアナ:「私はその子を、早く見つけてあげなければいけないの。」
ホロ:「いえ……クリスティさん程の方を見ていればさすがに記憶に残っています……見覚えは……ないです、すいません」
ワッカ:「ご主人さま! 程の! 程の何ですか!? 可愛いとか! かわいらしいとか!!」(ぎゃーぎゃー)
騎士:この妖精はさっきからなんなんだ、という目で見ています。姫様に手を出そうものなら一刀の下に斬り捨てますが。
ワッカ:(ひゅん)陰に隠れます(がくがくぶるぶる)
クリスティアナ:ふっ、と軽く吹き出します。 「そこで区切られたのは初めてだわ。……そう。気にしないでちょうだい。」
ホロ:クリスといおうとしてしまってた罠
ワッカ:打ち首獄門ですねOPで
GM:ざんねん! ホロケウのぼうけんは これでおわってしまった!
アールゥ:神父「おぉ……ホロケウよ死んでしまうとは情けない。」 所持金が半分になった
GM:20000Gくらい飛びますよね今
レンハ:そもそも所持金半分で済むのかそれ
アールゥ:20000G……たしか40000Gでフェリタニアが10年戦えるんでしたっけ?(ぇ)
※『アリアンロッド・サガ・ファンブック』ネタ。わかる範囲が狭い!(笑)
GM:そんな風に話していると、意外とすぐに表通りにたどり着きました。
クリスティアナ:「表の通りに出たけれど、ここからなら帰れるかしら?」
GM:とりあえず、アールゥさんとはぐれたあたりまで戻ってきました。ここからなら無事に帰れそうではありますが……
ホロ:「ありがとうございました、おかげで助かりました。」(ぺこ)
クリスティアナ:「どういたしまして。ええ、すぐに見つけてみせるわ。」
ホロ:「クリスティアナさんの探し人が見つかるといいですね。」
ホロ:(それが誰でどういう存在か聞かないのが大人の対応)
ワッカ:(知ってはいけない、知られちゃいけない~)
クリスティアナ:「ええ、すぐに見つけてみせるわ。それでは、ごきげんよう。」 優美に一礼して、クリスティアナ姫と騎士たちは再び裏路地へと去っていきました。
GM:さて、後は宿に戻ってアールゥさんたちと合流ですか?
ホロ:ではそんなクリスティナさんたちが見えなくなるまで見送って、合流しますかね。
GM:はい。最後に、クリスティアナに対してコネクションの締結をお願いします。
GM:推奨は「あこがれ」「恩人」くらいでしょうか。ホロさんなら「忘却」もありかもしれませんが。
ホロ:あこがれ?
ワッカ:そこは忘却?
ホロ:忘却って、忘れちゃうってことですかね?
GM:ああいえ。どこかで確かに会ったことがあるのに思い出せない、という関係です。
GM:ついさっき会ったことをもう忘れた、でも別にいいですが、普通はもっと以前にどこかで……ですね。
ホロ:恩人→あこがれ って流れはあるかもだけど、忘却からは何も始まらない気がするので、「恩人」で。
GM:わかりました。では、シーンを終了します。
○PC間コネクション(※プリプレイ)
GM:さて、オープニングが終わったところで、忘れていたPC間コネクションの締結を行ないましょう。
GM:順番はレンハ→アールゥ→ホロケウ→セラ→レンハですが、アールゥ→ホロケウはハンドアウトのものとかぶってしまうので、片方はアールゥ→セラで締結してください。
レンハ:応。
GM:おっと言葉足らず。アールゥ→ホロケウの締結もここでどうぞ。
アールゥ:セラ殿には……借り……ですかね? 黒竜退治手伝ってもらったってことで。
ホロ:借りか、庇護か……
セラ:なぜARAには「いいひと」がないのか
ホロ:ホロ×セラだと庇護か、借りですかね?
ワッカ:ご主人様「×」じゃなくて「→」!
アールゥ:ホロ殿には……友人もしくは腐れ縁?
アールゥ:友人ですね……ホロ殿は忘れてしまってますが……私からホロ殿へは友人であることには変わりありませんので。
ホロ:うまがあう?
アールゥ:うまが合ったからこそ、かつてPTを組んだ事があるんですよ。(笑)
ホロ:なるほど。(笑)
※アリアンロッド・リプレイ無印二巻以来、ウマが合うのはヤなフラグ。
レンハ:アールゥへは……。友人でも良いけれど、せっかくなので今回は後援者にしてみよう。
GM:まさに。
セラ:うーん。レンハさんには前回確か「腐れ縁」だったんですよね。同じでいいかな。
GM:あ奴は波乱を呼ぶ相をしておる……
レンハ:承。確かに腐れ縁。
GM:ホロ→セラは貸しでも借りでも成り立つんですよね。
GM:庇護はないと思う
ホロ:かしかりはあれなので、肥後で。
ワッカ:あんたがたどこさ、庇護庇護。
レンハ→アールゥ:後援者
アールゥ→ホロケウ:友人 セラ:借り
ホロケウ→セラ:庇護
セラ→レンハ:腐れ縁
GM:さて、結び終わったところでオープニングフェイズはここまでということで。
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