○バックトラック
万人 侵蝕率:122 ロイス:6個
猛 侵蝕率:130 ロイス:5個
大神 侵蝕率:113 ロイス:6個
GM:さて、今回使ったEロイスは《加虐の宴》《傲慢な理想》の二つです。まずはこちらの分を任意で下げてください。
大神:下げない。
猛:ロイス5個で、期待値は25か。足りないのでEロイス分も振ろう。
猛:2d10 いま、130まで上がってるのじゃ。
Dice:2d10 = (2d10:3+10=13) =13
猛:これで117。(侵蝕率:117)
逆居:ロイスは六つ残ったし、振らなくてよさそうだよ。
GM:では続いて、ロイスの数、侵蝕率と何倍振りかを宣言し、バックトラックしてください。
猛:続いてロイス分 1倍 5d10
Dice:5d10 = (5d10:1+8+1+7+9=26) =26
猛:91ぐらいまで下がった。(侵蝕率:91)
大神:ロイスは6つ、侵蝕率113。一倍で…… 6d10
Dice:6d10 = (6d10:6+10+10+4+9+7=46) =46
大神:最終67ね。(侵蝕率:67)
逆居:一倍振り。22以下だったら追加振りも辞さない。 6d6
Dice:6d6 = (6d6:4+4+2+3+1+5=19) =19
逆居:六面じゃないってば!(冷や汗をかきつつ)
GM:あるある。
逆居:6d10
Dice:6d10 = (6d10:8+3+8+7+3+10=39) =39
逆居:83%。余裕だったね。(侵蝕率:83)
GM:……このシナリオ、PC五人分の敵をさらに強化して使ってるはずなんですけど……
逆居:元のサンプルキャラに範囲アタッカーがひとりしかいないのに場面攻撃持ちが出てきた時点でお察しだよね
猛:まぁ、成長点15点5人用の虹蛇さんも0点のPC3人ぐらいに倒されたしな。
大神:孔雀さんが来たら一人で滅んじゃうしね
GM:ええと。それでは全員無事に帰還したところで。
エンディングフェイズ
○シーン19:事後処理(大神凛)
GM:エンディングフェイズ。先のシーンの直後です。
GM:大神さんは、エージェントおよびイリーガルの協力を得て、事件の首謀者である“コントローラー”を処理。グレイファントムこと七海弓花、八重樫若菜を保護しました。猛:では、何故コントローラーがズタボロになってるのか記憶にないけど、UGNの調査・処理部隊に引き渡す感じで背景で行動中。
猛:ちなみに、猛は侵蝕率100%以上の時のことはあまり覚えてないよっ
逆居:なんだろう、酔うと暴れて覚えてない人みたいだ<侵蝕率上がると歌って覚えてない
猛:100%以上で歪む自分の歌を知らないので、コードネームは他称、それも本人が居ないところでしか使われていない感じで。
大神:「清掃員、今晩中に清掃しといて」
GM:大神さんの仕事はまだ終わってませんね。さて、どこから始めましょうか。
大神:若者のことは若者に任せて、そうねえ。
大神:採点かしら
GM:仕事して! いや仕事してるけど!
逆居:まだ終わってないのか
大神:情報の採点って大変なんだぞ! 答えのパターンがいっぱいあるから!
GM:迷うようであれば、ここで霧谷から連絡が入ります。
大神:こほん。では日本支部長に連絡をって来た。
霧谷:おっと。いや、大神さんから連絡してくれたということでいいんですよ。ええ。
霧谷:「ご苦労様でした、大神さん。ともかく、これで事件は解決ということになります」
霧谷:「後のことは処理班に任せてください。それで問題はないはずです。七海弓花については――」 どうしたい、というのはありますか?
大神:私からは特に。 「若者のことは若者が決めると相場が決まってるの。私からは何か言うつもりはないわ」
逆居:せ、先生ー!(ぶわっ)
霧谷:「わかりました。カウンセリングの後、日常に復帰できるよう取り計らいましょう」
大神:「あ、でもとりあえず学校には来てもらわないと困るわ」
霧谷:「その指導はあなたの仕事ですよ、大神さん」
大神:生活指導でも担任でもないからそのへんはそのへんの人に任せよう(おい)
霧谷:「それでは、これで」 と通話を終わります。まもなく処理班が到着し、隠蔽工作が行われることでしょう。
猛:(グレイファントムってジャームじゃなかったのか。)
逆居:熱気さんはこれまでの情報読んでなさすぎない?
猛:0時前後は眠いんや。
GM:それではこの辺で。うん、ジャームじゃないんだ……オーヴァードなんだ……
○シーン20:失われた記憶(熱気猛)
GM:さてそんな猛君。事件からややあって、隠蔽工作も進んだところ、君のもとに朝芽が尋ねてきます。
猛:「何かようかな?」
朝芽:「猛君。例の通り魔事件について、なんだけど……」
猛:「なんだっけ。犯人は捕まったんだっけか。」
朝芽:「キミ、私に何か聞きに来たよね? 私、そのときに何か変なことを話さなかった?」
朝芽:朝芽はUGNの記憶処理を受けているため、その辺りの記憶がありません。
猛:「いや、覚えてないなぁ。俺転校生だしさ、部活を見て廻るので忙しかったからな。」
朝芽:「いいえ、まだ犯人が見つかったとは報道されていないはず。どうして急に事件が風化したの? おかしいわ、絶対に何かあるはず……」 と、後半は独り言になっています。
朝芽:「……変なことを聞いてごめんね。用件はそれだけ。じゃあ……」 そう言われると、すごすごと帰っていきます。
猛:「・・・。」(下手に喋って記憶が繋がるのを助けることはない、か。)
朝芽:あ、猛君って言ってる。熱気君、と呼ぶところでしたね。
猛:「まぁ気にするなよ、朝芽。不安だったら下校に付き合ってやるぜ。」 と、言っておく。
猛:まぁ、反応するとは思わないけど。
朝芽:熱気君が怪しいのかしら、などとぶつぶつ呟きながら退室します。彼女の日常への疑惑は尽きないようです。
猛:多分、朝芽には日常が必要なんじゃないかな。俺が求めてる意味での。
猛:「・・・。」(変に鋭いのも困りもの、だな。しばらくは見守るか。)
GM:はてさて。やがて担任の佐和山先生が入ってきて、ホームルームが始まります。
猛:では、俺は折角手に入れた日常の欠片を堪能するとしよう。
GM:ぜひそうしてください。君の潜入任務はまだまだ続きそうです。
GM:それではこの辺で。
○シーン21:決別の形(逆居万人)
GM:あれから、七海弓花は数日ばかり学校を欠席します。カウンセリングなど、アフターケアが残っているそうです。
GM:また、若菜にも弓花がオーヴァードであったという記憶はありません。建前上はしばしの入院ということになっています。
逆居:戻っては……くるんだよな?(恐々)
GM:ええ、ご心配なく。
逆居:ならよかった。七海のロイス、親近感を表にしておくよ。
若菜:「万人、弓花が入院するって聞いてた? あの子、ずっと落ち込んでたみたいだけど、まさか病気だったなんて……」
若菜:昼休み、若菜はそんな話をしてきます。 「私、気付いてあげられなかった。弓花の友達なのにね」
逆居:「あー、えーと……」 八重樫に対しては罪悪感が表になってるんだよな。今また嘘をつこうとしてる。
逆居:「なんて言うかさ。親しいからこそ、弱みを見せたくないってあるよな。」
若菜:「そういうものなのかな。うーん……」 その辺りは考え方も違うでしょうからね。
逆居:八重樫はフルオープンユアウェルカムって感じだもんな。
若菜:「万人も、なんか困ったことがあったら……いや、無理に言わなくてもいいよ。そうだね、言えないこともある、か」
逆居:「そういうもんだよ。僕にはわかる。」 と、右手を見ながら。
若菜:「でもさ、一人では抱え込まないようにしてよね。相談するのは私じゃなくてもいいからさ」 と、考えを改めました。
逆居:「うん。」 七海が戻ってきたら、話したいことも聞きたいこともあるからね。お互い、八重樫には言えないような話ができるんじゃないかと思う。
逆居:(だからさ。早く戻ってこいよ、七海――)
GM:こんなところでしょうか。
逆居:そんなところだね。
GM:それでは最後に、マスターシーンを少し。
○シーン22:窓辺にて(マスターシーン)
弓花:「ごめんなさい。こんな形になって……私、みんなが……逆居君がどういう状況にあるのか、全然わかってなかった」
弓花:「ただ、普通じゃなくなって、逆居君と同じになれたことがうれしかった。何でもできる若菜にずっと引け目を感じていたから。でも、そんな簡単なものじゃなかったんだね」
弓花:「……私を助けてくれた人たちに、助けてくれてありがとうって伝えたいんです。だから、少しだけみんなに会えませんか?」
GM:ここはUGN・N市支部。弓花と君たちが再会するのは、そう遠くはなさそうです。
逆居:七見の発言の「こんな形」っていうのがなんかビデオレターっぽくて帰ってこないんじゃないかと怖かった……!(がたがた)
GM:「こんな形」は誤解を生みますね。うん、生きてる、生きてます!
GM:もう一つ。
○シーン23:次なる闇を(マスターシーン)
GM:どことも知れぬ闇の中。その中で誰かが呟いている。
GM:彼の名は“ダークムーン”。彼は何も照らさない。ただ、闇を浮かばせるのみ――。
ダークムーン:「“グレイファントム”は残念だった。だが、まだ代わりはいる。今度はもっと暗い闇を生むはずだ」
GM:呟きとともに、その気配は消えました。
GM:以上ですべてのシーンを終了しました。さあ、アフタープレイです!