○ミドル・シーン4：情報収集――光

  • GM：というわけで、学校生活を送りながら情報収集を行うシーンです。大神さんも学校をさぼるとかでなければ自動登場。
  • 光：オレだけ学校来ても意味ねぇえ
  • GM：とはいえ、短い休み時間で調べられることはほとんどありません。情報収集の判定が行えるのは、昼休みと放課後の二回だけです。
  • GM：……ま、侵蝕率の上昇をどうぞ。
  • 光：1d10 忘れてた。
  • Dice：1d10 = 2 (1d10: 2) = [2](侵蝕率：51)
  • 光：とってもゆるやかに上昇中だな。
  • 大神：1d10 よっ。
  • Dice：1d10 = 8 (1d10: 8) = [8](侵蝕率：52)
  • GM：というわけでれっつ調査ー。今調べられるのはこんなところです。


    • ・矢神秀人　〈情報：噂話、UGN〉　難易度：8
    ・“ディアボロス”春日恭二、ファルスハーツの動向　〈情報：裏社会、UGN〉　難易度：8、10
    ・綾瀬真花　〈情報：噂話、UGN〉　難易度：8
    ・“シューラ・ヴァラ”　〈情報：裏社会、UGN〉　難易度：12


  • GM：このうち、矢神秀人と綾瀬真花については、使用する〈情報：〉によってわかることが違う場合があります。
  • GM：正確には、「あたり」の方だとより多くのことがわかります。
  • 光：矢神のほうは噂話がアタリな気がするな。調査が打ち切られそうなほど尻尾を出さないヤツらしいし、UGNは期待できなさそーだ。
  • GM：それから判定について。〈情報：〉の技能は、【社会】の能力値に属する判定です。
  • 光：1だな
  • GM：【社会】個のダイスを振り、そこに該当する〈技能：〉のレベルを足したものが達成値となります。後から財産ポイントで底上げしても構いません。
  • 光：財産ポイントの欄には0という数字が輝いてるな。
  • GM：ダイスは所持している「コネ」によっても増やせる場合があるので、気をつけてください。
  • GM：というわけで、まずは昼休み。一回目の情報収集をどうぞ。
  • 大神：所持してるコネは何度でも使えるのかな？
  • GM：はい。使用回数に制限のあるものはそう記述してあります。
  • 大神：了解。じゃあ矢神の方をコネ使って調べてみるか。
  • 光：ちなみに大神は情報収集は何が得意だい？　オレはUGN以外はザンネンな感じだが。
  • 大神：社会は２、〈情報：噂話〉1と噂話へのコネを持ってる。
  • GM：「コネ：噂好きの友人」ですね。
  • GM：おっと、判定方法についても詳しく。十面ダイスを振り、最も高い出目ひとつを採用します。
  • GM：10が出ればクリティカル。達成値を+10とみなした上で、回った分のダイスをもう一回振れます。
  • 大神：じゃあお先に。志々田っつー噂好きの知り合いが居るんで、そいつに聞いてみるよ。
  • 狛太：「あっはっはっはっなんでも聞いてくれ！」　なんか尻尾ぶんぶん振りそうですね。
  • 大神：ええっと、2個＋2個で4個振って、達成値に+1か。 4d10
  • Dice：4d10 = 27 (4d10: 2+10+9+6) = [27]
  • 大神：あ、まわった。
  • GM：お、いきなりクリティカルですね。一個振り足しどうぞ。
  • 大神：1d10
  • Dice：1d10 = 2 (1d10: 2) = [2]
  • GM：出目が10+2、固定値+1で達成値13と。
  • 大神：ほうほう。けっこう出るもんだなー。
  • GM：うーん文句なし。では矢神についての噂を聞くことができました。
  • 狛太：「守と同じクラスのやつだよな。目立たないやつだったんだけど、最近上から目線っていうか、見下した感じがしてさ。性格変わってきてるよな。」
  • 狛太：「あー、それと……」　これ言っていいのかなー、という目で大神さんを見ます。噂話を選んだことによる追加情報ですね。
  • 大神：「なんかあるのか？」
  • 狛太：「……あいつさ。同じクラスの綾瀬って女子、なーんか特別な感情っていうか、そういうの抱いてるらしいぜ。」
  • 大神：びしっ。
  • 狛太：「あっ、そっ、そんじゃ俺昼休み終わっちまうしさ！　もう戻るな！」　退散退散。
  • 大神：「おー、今度なんか奢るぜ！」　あくまで笑顔のまま。
  • GM：では、光さんのほうも判定どうぞ。
  • 大神：よろしくー。
  • 光：では真花ちゃんのほうをUGNで調べてみるかな。コネも使う。
  • GM：さあかかってこい。
  • 光：社会1、コネで+2、情報:UGNで結果に1足すか。さてどうかな 3d10
  • Dice：3d10 = 21 (3d10: 4+8+9) = [21]
  • GM：お、出目9で達成値10ですね。
  • 光：ふう。
  • GM：では、UGNのツテで情報を集めることができました。綾瀬真花18歳、高校三年生。大神守のクラスメイト。
  • 光：にや
  • 光：あっいやなんでもないぞ！
  • GM：バス爆発事故に遭いましたが、（大神さんの活躍で）奇跡的に無傷で生還。UGNの記憶操作によって、事故の記憶は消されています。
  • GM：そして、これはUGNのみがつかめた情報ですが……
  • GM：彼女はレネゲイドウィルス適格者の可能性があり、FHが彼女を覚醒させて確保しようとしている、とのことです。
  • GM：中でも、“シューラ・ヴァラ”と呼ばれるエージェントが、特に彼女に執着しているとか。
  • 光：うーん。まだわからんが、事故現場でボヤいてたのがそいつかなあ。
  • 大神：矢神＝“シューラ・ヴァラ”なのかというと、まだ分からんね。少なくとも矢神には何かあったんだろうが。
  • GM：情報は以上です。二人ともいい仕事をしましたね。
  • 光：さすがにそろそろ仕事しないとヤバそうだったからな、昨日の電話的に
  • GM：さて、昼休みも終わり、午後の授業もつつがなく過ぎていき……
  • GM：あっという間に、放課後になりました。綾瀬さんとは、今日は一言も話せませんでした。
  • GM：矢神？　元から話すことなんてありませんでした。
  • 大神：むう。こっちは少し落ち着いてきたんで、綾瀬ともそろそろ仲直りしたいもんだ……。
  • GM：後を追ってみたりします？　一応大神さんとしては、紅井に頼まれた分の仕事はこなしたわけですから、放課後まで情報収集に付き合う必要はありませんが……
  • 光：それは真花ちゃんの後を追うのか？　そりゃストーカーだぜ
  • 大神：黙ってろナンパ野郎
  • 大神：そうだなぁ。ぶっちゃけ、俺が判定しても成功する可能性は3/10だし、期待できないんだよな。
  • 大神：大丈夫なら、後で綾瀬になんかアプローチかけてみる。
  • 光：まあ、任せてくれてもいいぜ。残りの調査項目にもUGNは入ってたはずだ。
  • GM：“ディアボロス”とFHの動向についてが難易度8と10、“シューラ・ヴァラ”についてが難易度12。どちらも技能は〈情報：UGN、裏社会〉ですね。
  • GM：どうします？
  • 光：12はクリティカル出ないとだめだな。10も危ういが。
  • 光：とりあえずFHの動向についてUGNでいくかな。8ならなんとか……　多分……
  • 大神：がんばれエリート。
  • 光：もう振っていいのかな？
  • GM：あ、どうぞどうぞ。
  • GM：（大神さんの宣言はどう受け取ったらいいものかちょっとわからなかったけど）
  • 光：コネも使って、結果に1足す 3d10
  • Dice：3d10 = 7 (3d10: 1+3+3) = [7]
  • 光：4だな！
  • GM：おう、さっぱりだ！
  • 光：幹部のつもりが支部長に電話して聞いてしまいました
  • GM：で、えーと大神さんはどうしますか。
  • 大神：じゃあ、綾瀬に話しかけるべく行方を追ってみよう。
  • GM：では、大神さんは退場と。
  • 麗花：一方支部長は間違い電話をかけられつつも、生徒二人の情報が集まったことに気をよくします。登場。　1d10
  • Dice：1d10 = 8 (1d10: 8) = [8](侵蝕率：52)
  • 麗花：『FHの動向ね？　いいわよ、ちょうど今調査結果が上がってきたところだから教えてあげるわ。』　というわけで、こっちで情報収集します。
  • 光：おっいいね
  • 麗花：社会1でコネあり、〈情報：UGN〉1Lv。つまり光さんと一緒ですね。せっかくなのでそちらで振ってください。
  • 光：社会って大事だね。 3d10
  • Dice：3d10 = 15 (3d10: 8+6+1) = [15]
  • GM：惜しくも達成値9！
  • 麗花：『ふむ……どうやら“ディアボロス”春日恭二は市内に潜伏して、レネゲイド適格者候補を発見・確保しようとしているみたいね。』
  • 麗花：ちなみに春日恭二とは、DX1stの頃から存在する名NPCです。
  • 光：ほう。
  • GM：当初は優秀なFHエージェントとして登場したものの、それが災いして各シナリオ集でPCに敗北しまくってしまい、すっかり任務失敗率の高いキャラへと落ちぶれてしまいました。
  • 光：ひでえ
  • GM：“悪魔”のコードネームを持ち、どんな任務からも絶対に生還する（※別のシナリオで使いまわすため）というキャラなんですけど……ねえ……
  • 光：な、なんだかな……
  • 大神：ロケット団みたいだな
  • 光：まあ、要するに倒しても倒してもまた出てくるライバルキャラだろ。登場の口上で誰だかすぐ分かるようなやつ。
  • 麗花：『今日はこんなところかしらね……お疲れ様、光。ちゃんと大神君を送っていくのよ。』
  • 光：「おう、今日はもう別れちゃったぜ？」
  • 麗花：『……え？』
  • 光：「え？」
  • 大神：ひでえ、いや半分俺のせいだけど
  • 麗花：『……あ、今日はもう家についてそれで別れた、ということなのよね？　そうよね？　だって貴方今大神君の護衛だものね？』
  • 光：「あ、ああうん、そうそう、そうだぜ。当然だよなーオレって護衛だしなー」
  • 麗花：『貴方には……どうやら直接、お灸を据える必要があるようね……』　ずごごごごごご。
  • GM：電話越しに伝わる怒りの波動。振動機能オフにしてるはずなのに震える携帯。
  • 光：「あっはっはっは、失敗失敗。まあ、こんなこともあるって」
  • 麗花：『だったら今からでも取り返しなさい！　私も街に出るから、見つけたら知らせること！』
  • 麗花：『以上、返事は！』
  • 光：「へーい、りょうかーい」
  • GM：では、シーンを終了しますね。
  • 光：おう。エリートって何だっけ。
  • 大神：ははは。
  • GM：それは次のシーンでわかるかもしれません。



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