○ミドル・シーン14――アールゥ
GM:三度、情報収集のシーンです。全員登場!
GM:コルヴディムと長い間疎遠だったことがわかったセラさんは解放され、幻竜騎士団は総力を挙げてモルグインのアジトを捜索しています。
GM:この街の名所の一つである巨大門は勅命によって封鎖されました。白竜騎士団も市内の警備にあたっており、王都は緊張感に包まれています。
ホロ:「お久しぶりですセラさん」
セラ:あれっなんか何の脈絡もなく再会した
ワッカ:「セラおひさ死ね~」
GM:まあ、それでよければそろそろ合流してもいいんじゃないでしょうか……(笑)
アールゥ:身柄引受人なんですよきっと(笑)
セラ:クライマックスまで別れていよう! GMを困らせるために!(おい)
GM:さあ、これが最後のつもりで情報収集の宣言をどうぞ!
レンハ:ううむ。
アールゥ:悩みますね。
ワッカ:「モルグイン アジト 場所 でぐぐr」
GM:パイプ役以外についての情報は大体出ましたし、ルカ=ディエン伯やクリス、ティアナなどに相談を持ちかけるのもいいかもしれません。
レンハ:なぜかわからんがグレアム公の名がよぎった
レンハ:本当に国王が命じたのかは……これは信じてもいいことなんだろうか?
GM:証拠はありませんね。
ワッカ:ティアナ姫に相談を持ちかけるってことで;;;
セラ:うーん……。
アールゥ:すごくチキンな考え方するとMAPに出てる3つの屋敷の人物が怪しく(笑)
GM:それはチキンではなくメタだと思います
GM:セラさんは旧友の敵討ちがしたいのであればモルグインのアジト捜索に加わってくれても一向に構いませんよ!
セラ:や、別に
GM:コルヴディム、哀れな男……回想シーンでも入れればよかったか
レンハ:そもそも、ティアナ姫はどうしてその説を信じ得たのだろう。一番知られたらいけない相手ではないか。
ホロ:何か確信できる出来事があったとか……?
GM:逆に考えましょう。その情報を知ったからこそ、四年前に襲われることになったのだ、と。
ティアナ:その時私は観てしまったのです、兄が……ごにょごにょ
アールゥ:事は4年前からだったのですか……
GM:まあ実際には十面ダイスの気まぐれ以外の何物でもないんですが
レンハ:そして風が吹けば桶屋が儲かる的展開により己は
GM:こやつめ、ハハハ!
ホロ:じゃあ、ティアナ姫に四年前の事件について? 原因的なものを聞いてきます(ぉ)
ホロ:「僕達(具体的に言えばセラさん)が出会ったのは4年前のあの事件でしたね……」的な。
レンハ:後は……
セラ:もう興行してていい?
GM:今回はすごい危ない橋渡ってますよねセラさん クライマックスフェイズに出られるかどうかって意味で
レンハ:いつギルドに入るんだろう
セラ:GMの手腕に期待だね(無茶振り)
GM:《緊急招集》にすら応じませんからね今
GM:……あれ、そういえばバグベア人形(伝心の人形)は誰と誰が持ってるんでしたっけ?
GM:アールゥさんとホロさん?
アールゥ:私がもってますね
ホロ:でしたねたしか。
GM:どんなに離れていても二人の声は届くって素晴らしいですね。ワッカ爆発しろ。(なんで)
ワッカ:なんで!(笑)
レンハ:正直、今の段階で国王にどうのというのはできないと思っている。
GM:そうですね、証拠も何もありませんからね。あるいは本人を問いただせば、意外とあっさり打ち明けてくれるかもしれませんよ。
レンハ:かといって黒幕を立てるという手は取りたくないが……。パイプ役を調べることに意味はあるだろうか。
アールゥ:この場合本当の黒幕が王だとしたら……パイプ役を調べても根本的な解決にはなりませんしね。
GM:一番穏便に済ませたければモルグインの壊滅を。暗殺を手段として用いる者たちへの警告と牽制がしたければパイプ役の検挙を。
GM:この国を揺るがせてでも、あの王を許せないというのであれば……(口をつぐむ)
レンハ:ティアナ姫の言が真実なら、ここでモルグイン壊滅の手をとったとき、どう話が転ぶか……
レンハ:個人的には、ティアナ姫に杞憂だと言い聞かせたくなってしまうなぁ。
レンハ:よしがんばって調査項目決めようか。時間をかけてすまない。
ワッカ:ですね。
GM:いやいや、時間をかけて悩んでもらえるとGMやってる甲斐があるというものです。私今超ワクワクしてますからね!
セラ:じゃあえげつない提案をすればいいの?(やめろ)
レンハ:セラ君がアップを始めたようだ
GM:さあ、どうする! どうなる!?
アールゥ:でしたら、暗殺組織をレンハ殿が壊滅させても一応暗殺を手段としているものへの牽制になるではないかと……
レンハ:まぁ、表面上は英雄を気取れるかもしれんな。
GM:モルグインを壊滅させただけでは、彼らを用いていた存在に手が届くことはありません。時間はかかるかもしれませんが、別の手段を講じていくことでしょう。
ホロ:ティアナ姫に四年前の出来事について色々と訪ねてみます。
GM:ホロさんは思い出話と。他のお三方は?
ホロ:思い出話というか、原因的なもの?
GM:言い方は冗談でしたてへ。
アールゥ:では、とりあえずパイプ役を潰しておきますか?
レンハ:パイプ役に関しては、うまくいけば予防線を張れると思う。失敗すれば首を絞めることになるが。
レンハ:クリスに相談してみたい気分になった。
セラ:……うん、王様を張り倒す方法が全くないわけではないけど、超リスキーだから……
レンハ:セラ君が言うと冗談に聞こえないなぁハハハ
GM:一足飛びに手段にまで思いを巡らせてやがる……! というかセラさんの立場と情報だと別に王に立ち向かう必要はまったくないんですが
セラ:そうそれ。私的にはモルグインの壊滅くらいしか
セラ(レンハ):「暇つぶしに大陸の頂点に立ってみた」
GM:大体決まったのは、第四層・ディエン邸でレンハさんがクリスと今後の相談。ホロさんがティアナと四年前について質問。
GM:アールゥさんはパイプ役の調査として、どこで調べor誰に訊きますか?
GM:そしてセラさんはどこに向かっているんですか?
レンハ:ティアナ姫に兄を信じるよう言い聞かせることの是非について、妹であり姉であるクリスはどう思うのか……。ぶつぶつ。
ホロ:黒幕が兄としたら、兄に殺されそうになったってこと? うーん
GM:王族には珍しいことではありません。少なくとも、この白竜王国では。
ワッカ:へー
レンハ:世も末だ。
アールゥ:ティアナ姫が知ったのって、やっぱり王が誰かに命令してるところを見たからですかね?
GM:その辺は……まあ、気になるなら訊けば答えるかもしれませんが。
ホロ:姫様、連れて帰るくらいしか守れる自身がありません。
GM:さあ、アールゥさんとセラさんも調査項目は決まりましたか?
セラ:アーゴニー? っていうのが誰なのかって今まで出てきてたっけ。
GM:出てないですね。幻竜騎士団はモルグインの関係者、もしかしたら幹部級の人物と考えているようです。
セラ:この人について調べてみようかなぁ。調べ方……?
セラ:興行で
GM:やる気ねぇー!?<ぱふぉーまんす
セラ:人に聞くにしても、知ってそうな人がいなくてね……。しかも精神だし。
GM:ど、どこか適当な場所で調べれば【感知】で振れるのよ……?
セラ:じゃあ六層。
アールゥ:ついでにいうと……パイプ役を調べる……という方針でよろしいのでしょうか? レンハ殿。
レンハ:ううむ……。負担をかけるかもしれないが、パイプ役を調べてくれるかな。
アールゥ:では2層あたりで調べてみましょうか……
レンハ:何かしら危ない内容について一層で堂々と調べ回るところを一瞬想像した
アールゥ:さすがにメイドが王宮内を嗅ぎまわるのもどうかと(笑)
GM:アールゥさんはどのコネを使いますか?
アールゥ:う……クリス様しか……ない?
GM:さーて判定しよう! レンハさんとホロさんは【精神】、アールゥさんとセラさんは【感知】でGO!
セラ:《ダンシングヒーロー》フェイト3点
アールゥ:2d6+18
Dice:2d6+18 = (2d6:2+3=5)+18 = [23]
アールゥ:ちょっと低かった……
GM:4出れば22に届くってすげーなー。
レンハ:フェイトを1点……いや2点入れてみよう。 4d6+6
Dice:4d6+6 = (4d6:3+6+5+2=16)+6 = [22]
レンハ:《ハードラック》
ホロ:2d6+11
Dice:2d6+11 = (2d6:4+2=6)+11 = [17]
ホロ:フェイト使っておくべきだったかな
セラ:これが最後の情報収集なんだよね?
GM:そう思ってくれて結構ッ!
セラ:《ダンシングヒーロー》フェイト3点! 来いっ! 6d6+10
Dice:6d6+10 = (6d6:1+3+5+1+3+1=14)+10 = [24]
セラ:うわあ。まあ、仕方ないね。
セラ:一応国家の秘密レベルは出たし
* * *
GM:はーい、では今回はセラさんから。
GM:アーゴニーについて追っていたセラさんはその過程で、暗殺組織モルグインの情報を一通り入手することに成功しました。
GM:内容については、ホロさんがティアナ姫から得たのと同じですね。
セラ:え、王様が怪しいってところも?
GM:ことも。やばいね。
GM:そして件のアーゴニーなる人物はどうやら……
アーゴニー
分類:人間 属性:- レベル:31 識別値:27
解説:グラスウェルズの暗部に潜んだ暗殺組織モルグインに所属する邪悪な魔女。現首領の娘でもある。
GM:情報は以上。
セラ:なるほどね。さ、暇だし王様張り倒すかー。
レンハ:やばいところ全部持ってった!
セラ:あとはそっちの方針をソウルトークすればクライマックスで合流できそうだね
* * *
GM:続いてホロさん。ティアナ姫を問いただしてみると……
ティアナ:「私たちが狙われたのは、王位継承権を巡る争いだと思っていました。兄上……国王陛下は自ら前線に出がちで、いつ命を落としてもおかしくなかったから、第一位王位継承権“クリスティアナ”を亡き者とすることで、一部の遠縁や公爵も上位の継承権を得ることがあると……」
ティアナ:「ですから私は、あの人が疑わしいと思っていたのです。」
グレアム・アーデンハイドについて:
14:由緒正しい家柄で知られるドゥアン(牙爪族)の男性。位は公爵で、開戦派に属する。先代の妹が王家に嫁いだこともあって、王家との繋がりも深い。
GM:達成値17ですのでここまで。
* * *
GM:一方、パイプ役を探り出そうとしていたアールゥさんは……こんな情報を、耳にしてしまいました。
グレアム・アーデンハイドについて:
18:エグベルト王とは血縁になるが、クリスティアナ姫とは非血縁で、むしろ対立する家の人間ということになる。
22:アーデンハイド家はとある秘密組織のスポンサーとして、魔法具の開発に熱を上げている。また、その組織とグラスウェルズ王家と繋ぐ窓口になっていると噂される。
GM:魔法具を開発している秘密組織……どこかで聞いたことがありますね?
アールゥ:ですね……これでパイプ役は確定しましたね。
* * *
GM:最後にレンハさん。
クリス:「どうされたのですか、レンハ様?」
GM:ディエン邸の一室。五十も歳の違う婚約者は、あなたを労わるように声をかけてくれます。
レンハ:「いや……」 少し疲れた様子で、考えたことを相談し始める。
ホロ:クリス様随分しおらしくなったなぁ……
セラ:大人になるって大変なことなの
GM:もともと心の優しい人ですよ。ホロさんのことも気遣ってたでしょう?
レンハ:「己は、モルグインが壊滅すれば、それで事件は終わると考えている。」
クリス:「……。」 膝の上に置いた手を、きゅっと握りしめます。
レンハ:「ティアナ姫に、兄上を信じよと言うことで、平穏を導けるのではないかと……。」
クリス:「平和ではなく、平穏……ですか。」
クリス:レンハさんの言葉を受けて、若き婚約者は目を閉じて心を落ち着け、息を整えると……こんなことを語り始めます。
エグベルト・グラスウェルズについて:
8:白竜王国の若き国王。帝紀723年に二十歳で即位し、直後からベルクシーレへの遷都やリド=エマルム地方を巡る南征、勅命による白竜神殿の再建など積極的に活動している。
14:白竜王国を「大陸最強」と呼ばしめた原動力のひとり。王国の誇る白竜・幻竜両騎士団の団長を兼任し、卓越した剣腕で知られる。
18:四年前のリド=エマルム地方争奪戦に勝利した後、“裁定者の国”エストネルから届けられた受けた言葉がもとで、赤竜王国への侵攻を計画している。
22:王威の竜輝石を手にしてから人が変わり、統一帝の座を目指して邁進するようになった。その障害となるクリスティアナ姫や反戦派の要人・有力者の暗殺を命じたのは彼自身である。
セラ:行ってきまーす
レンハ:そうか、セラ君を一人犠牲にすることでみんなしあわせ
クリス:「昨日、ティアナから打ち明けられて……私は、許せませんでした。」
クリス:「兄上のことがではありません。こんな思いを背負わせたまま、あの子を一人王都に帰し、シャンパーで平和に暮らしていた自分のことがです。」
クリス:「兄上は今、この国をかつてない大きな戦争へと導こうとしています。陸地における最前線となるのはレンハ様、あなたの治めるゴート地方なのです。」
クリス:「人の振る舞いは、立場によって決まるものでしょう。レンハ様、あなたは……剣士ですか? 騎士ですか? 伯爵ですか? 領主ですか?」
クリス:「それともこの私、クリス・グラスウェルズの夫となる方ですか?」 レンハさんの目を見据えて問いかけます。
レンハ:そう来るか。
GM:さあ、どの立場を選んで、これからどのように振る舞いますか?
GM:そして、どんなクライマックスに向かいますか?
アールゥ:全部(略)
GM:剣士としてモルグインを壊滅させ騎士としてパイプ役を捕らえ伯爵として以下略
クリス(セラ):「私と仕事、どっちが大事なの!?」
レンハ:そうだな。剣士ではないと言えば嘘になる。それは騎士としても、伯爵、領主、夫としても。
レンハ:では、己はどう振る舞うべきか……
クリス:その間、レンハさんに信頼を寄せた眼差しを向けています。どんな答えでもついてきてくれるでしょう。
レンハ:己が治めるのはどこか、己は誰を継いだのか、誰に仕え、何を持つかを考えれば、やはりそういう結論になるか。
GM:では……?
レンハ:「己が己として立ち振る舞うには、ゴートに……」
レンハ:「否、この国に、平和をもたらさねばなるまい。」 もう背負ってしまったからな。
GM:では、どうするか宣言をお願いします。
レンハ:「クリス。エグベルト国王に楯突かんとすることを、どうか許してくれ。」
レンハ:よろしい。ならば反戦だ。
セラ:よし来た
クリス:「許しとは、目上の者が目下の者にすることです。そのどちらでもなく、私はあなたの隣に。」 笑って答えます。
GM:では、シーンを終了しましょう。
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